わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
09 | 2017/10 | 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

五十嵐先生の「自衛隊を活かす」論
五十嵐仁先生も、自衛隊を活かす方向での護憲派の政策的発展が必要だという認識に立たれたようです。僕もそう思います。このことについては歓迎すべきことと思います。

改憲には賛成でも9条改憲には反対だという立場や9条改憲に賛成でもそれは自衛隊の「国防軍」化や「外征軍」化を阻止するための改憲だという意見もあるからです。
このような人々も味方にして「壊憲」阻止勢力を拡大するには、この問題についての回答を示さなければなりません。そのためには、自衛隊の役割と位置づけを明確にする必要があります。


まったく同感ですが、自衛隊の任務を「戦闘部隊」と「災害救助隊」に対立してとらえつつ、後者の役割の増大を第一の課題に挙げておられることについては、やはり失望の念を持ちます。

そのためには、第1に、自衛隊が持っている「戦闘部隊」としての性格と「災害救助隊」としての性格という二面性のうち、前者の役割を最小にして後者の役割を最大化することが必要です。<略>
阪神・淡路大震災以降、自衛隊は災害救助面で大きな役割を果たし、東北大震災や熊本地震での活動などもあって副次的任務への期待と評価が増しています。自衛隊に入隊する若者の志願動機の多くは「人の役に立ちたい」というもので、それはとりもなおさず被災者を救うことを意味しています。
このような自衛隊の活動の実際、国民の期待、隊員の希望というあらゆる面から言って、災害救助隊としての役割の増大と活用を図ることが合理的です。そして、将来は改組・再編して主たる任務と副次的任務を逆転させ、「自衛」の対象を軍事的脅威から自然災害へと移行しなければなりません。


自衛隊への国民の支持や若者の志望動機を、基本的に災害救助隊としての役割を持っていることへの評価に求める認識があるようですが、それはものすごく甘いと思います。自衛隊が増大する東アジア地域の軍事的脅威に対する備えとしての意味を認めている世論がむしろ優勢でしょう。ここから目をそらしてはいけません。
それ以降の議論には重要な提起が含まれているように思うだけに、なぜこのような雑な議論をされるのか、残念でなりません。

まさに軍事的な意味合いとして、自衛隊の装備はどのようにあるべきかを、まずは正面から議論しなければなりません。「自衛隊を活かす会」の本旨はそこにあると思います。その際の「最低限」の軍備が、「災害救助」を本旨とするような自衛隊組織で担えるとアプリオリに思い込める感覚が、すでに多くの国民からかい離していることを危惧します。五十嵐先生にはここにしっかり踏み込む議論をしていただきたい。まだ中途半端だと思います。今の議論では、国民の大方を味方につけることはできません。
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://wa2zoo.blog8.fc2.com/tb.php/927-c087ae16
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

わにぞう

  • Author:わにぞう
  • 理系研究者です
    自転車で遠くに行くのが好きです
    ↑は、日本最南端の碑

最近の記事

TBポリシー

このブログは、言及をした場合にトラックバックを送るという原則を堅持します。ただし、このブログに対する非言及トラックバックは許容します。理由はこちら

ブログ内検索

バナーエリア




「キャプテン」イガラシ全国大会版アニメ化を
応援しています
「キャプテン」近藤版も期待しています

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

月別アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。