わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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小林よしのり氏への賛同と批判と
小林よしのり氏の何にもとらわれない発言について、共感するところが多い。と同時に、僕自身の経験の歴史に根ざすところの意見の違いもある。自らの考え方を確認するうえでもやはり重要なので、僕自身の意見を表明しておきたい。

小林よしのり氏のこの間の意見表明から二つ取り上げたい。

「『ゴー宣道場』は運動とデモを拒否する」(8月31日)

このブログによる意見表明は、30日の国会前行動についてなされたものである。デモや運動は、参加者をして熱狂におぼれさせる作用があるという主張。デモや運動は「思考停止」に嵌る。「ゴー宣道場」は思想する場であるから、デモや運動を拒否する。デモや運動は、考えない人間を増やすだけだ。と述べる。
僕自身、そのような危険が潜んでいることは自覚している。しかし、デモや運動を通じて本当に世の中を変えようと考えるのであれば、熱狂や思考停止に嵌っていることはできないはずだ。僕自身現在、リアル生活の中で周囲の人々にいかに安保法制についてしっかり向き合ってもらうかを本当に考えている。熱狂や思考停止に嵌るなどということは率直に言ってありえない。多くの人は必ずしも安保法制について明確に反対の立場に立ってはいない。こういった人々に明確な反対の立場に立ってもらおうと思えば、それにかみ合った対話を工夫しなければならない。熱狂している暇などないし、どうすれば分かってもらえるか思考する日々だ。これこそ本当に必要な道場ではないだろうか。
もしデモや運動の場で単に発散することだけが目的であるならば、思考停止にもなるだろう。そういうデモや運動が百害あって一利ないのはそうだろう。多くのデモ参加者は、これに自覚的であるべきである。このことについては同意できる。そして、デモや運動が本気であればあるほど、これに自覚的になるはずである。
多くの人は事実、自分と同じ立場で声を挙げようとしている人がいることによって勇気づけられる。そして周囲の人への働きかけに足を踏み出すのである。同じ方向を目指す人と人の距離を狭め、行動の自由を広げる。また、マスコミも動員し、安保法案に反対する人々がいることを明示することで世論は変化する。安保法制に反対する仲間の多くは事実、こういう場を通じて社会に働きかけようとしている。これを傍観することは自分にはできない。
デモや運動も通じて人に働きかけ、思想を広げ、確認し、高めていくことこそが真に道場だと考え、僕なりの実践をしていくことを表明させていただく。

若者礼讃の美辞麗句に踊らされるな!

「小林よしのりライジング」での主張である。
SEALDsの取り組みに対して、「警官隊に阻まれたら暴力対暴力で戦うという覚悟すらない」、「大衆にアピールして運動を広げようというつもりが最初からなく、仲間うちで通じる掛け声を挙げて盛り上がろうとしているだけだ」と断じている。
一方で、SEALDsの若者をほめたたえる知識人たちを強く批判している。
僕の意見を対置したい。
SEALDsに対する二つの批判は根拠と批判の適切さに関して疑問がある。警官隊とのいたずらな対峙は運動に真剣であればあるだけ避けようとするべきだ。かつて警官隊とぶつかった「団塊の世代」を持ち上げているが、これぞ本当の自己満足の世界である。また、「大衆にアピールしようとしていない」とする根拠は薄弱だ(「とりま廃案 それなそれなそれな」の一面的評価。僕もこれはわけわからん。だけど、こんなプラカードは例外的じゃないか)。彼らは彼らなりにどう若い世代に考えていることを理解してもらうか真剣に考えていると思う。
僕は彼らの意見表明が完璧だなんて思わないし、若者特有の理想主義については同意しようともついていこうとも思わない。しかしながら、彼らが真剣であることは認める。
彼らが理想主義的な見解を表明することについては、仕方がないことだ。それが通じない人もいることも仕方がないことだ。彼らは経験が足りない。また、経験が足りなものだけが表明できる意見はある。それが多くの若者の心をとらえることすらあるのだ。本当にそう思っているのだから。僕は僕なりのより現実的な大人の見解を精一杯表明するだけのこと。だって僕は周囲の大人をどう変えるかに真剣なのだから。
ただ、彼らに対する知識人の反応には、バランスを欠いた部分がることは認めてもよい。その内容については言いたいことがいくつかあるけれど、(実は昨日は言っちゃったんだけれど、)現在は休戦としておこうと思う。
SEALDsには、今の気持ちのままおおいに言いたいことを言ってくれればよいと思う。

僕は小林よしのり氏の意見表明についてはこのように全体として評価し、僕の意見を対置させてもらう。リアル社会において、小林氏の意見を乗り越えることを目指したい。特に、デモや運動を忌避しない本当の道場を僕は望む。道場生の反応がもしデモや運動を唯々諾々と忌避するものばかりであるとするなら、ゴー宣道場は早晩危機に瀕するだろう。道場生が本気であるとするなら、乗り越えようとする声も出てくると確信している。
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