わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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中野教授による安倍談話の性格分析
安倍談話の正確な評価はなかなか難しいものがあると思うが、最もしっくりくると感じたのは中野教授のもの(twitterのまとめ、ブログ「晴耕雨読」より)。ここに本質があることを押さえて読むと、談話の内容がよくわかる。

村山談話と安倍談話の根本的な違いは、実はかなり簡単に説明できます。

それは、村山談話が主として中韓をはじめとしたアジア諸国に対して出されたものであったのに対して、安倍談話がアメリカに向けて出されたものだということです。

安倍談話の構造は、米国議会演説で用いられたものと全く同じで「生まれ変わった(born-again)罪人」に日本をなぞらえるもの。

道を誤り、アメリカ主導の国際秩序の挑戦者となった日本が、敗北し許され、今やアメリカに従い「積極的平和主義」を掲げ国際秩序を支える、という「物語」。

ここでの「罪」が、植民地支配や侵略そのものではなく、アメリカに刃向かったことであることがキモとなっているわけです。

だから、中韓をはじめとしたアジア諸国に対する植民地支配や侵略戦争の責任や謝罪という観点から見ると、安倍談話は村山談話から大幅に後退した無残なものとなっていますが、アメリカの政策関係者が喜ぶような「物語」としてはなかなか完成度の高いものとなっています。

それもそのはず、村山談話の下書きをしたのは谷野作太郎ら外務省アジア畑の系譜でしたが、今回安倍談話の有識者懇談会はアメリカ通ばかりで中国研究者はただ一人、韓国研究者はゼロでした。

安倍談話の下書きもワシントン直結の人脈でした。

はっきり言えばこういうことです。

安倍談話は、安倍が安保法制整備強行、TPP推進、辺野古移設強行、AIIB見送りなど、アメリカに尽くしに尽くすことのバーターとして許された範囲内の歴史修正主義の産物であり、アジア諸国との和解は一切念頭にないということです。

ここ20年間で、日本の外交安保が完全に対米追随一本槍に先細ってしまったことを示しているわけです。



そして結局のところは安保法制を「積極的平和主義」の名前で正当化するものとなっている。
70年談話は、安保法制が登場した背景としての歴史的文脈を正しく説明するものとなっているのである。
この文脈から談話を評価、批判することが大切である。
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