わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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澤藤氏の宇都宮氏批判について
僕も十分な時間がないので、適切さを欠く可能性もあるかもしれない。だが、一つの論点として指摘しておきたい。

澤藤統一郎氏は前回の東京都知事選挙で宇都宮氏の選対に入って活動をしていた弁護士である。しかし、今回の東京都知事選挙では残念ながら宇都宮氏を公然と批判するに至った。澤藤氏の言動は、例えば村野瀬玲奈氏のブログの今回の知事選挙に対するスタンスなど広範囲に影響を与えたように思う。

澤藤氏がなぜ宇都宮氏を支援しない立場を取るに至ったのか。これには、前回の都知事選挙の総括がかかわっているように思う。前回2012年度の都知事選挙を、澤藤氏は「惨敗」と評した。こういう評価となる背景には、前回2012年度の都知事選挙が念願の「革新統一」でたたかわれたことがあるようだ。
澤藤氏の世代にとって、革新統一は重要なキーワードだ。社共が統一して次々と革新自治体を勝ち取って言った歴史を私も知っている。だが、1980年代に入り、社会党と共産党の間の共闘が各地で崩れ、革新自治体は失われていく。東京都知事選挙でも勝てなくなる。これは、社共がいがみ合い、統一できなくなったからだ。そこからこの両党が統一することが悲願となったのだ。
そして21世紀に入り、とうとうめぐってきた革新統一選挙だった。澤藤氏にしてみれば、当然「自民党保守陣営」とがっぷり四つの戦いができるものと考えただろう。

だが、選挙結果は非情なものであった。猪瀬氏との間で4対1の票差。澤藤氏が深刻な総括を決意したのもわかるような気がする。
しかし、宇都宮氏の評価はそうではない。もともと7対1の力関係だったものを4対1にまで縮めたのが2012年の都知事選挙だったというのが宇都宮氏の評価だ。2012都知事選挙の評価で両者は真っ二つに分かれている。
僕は宇都宮氏の評価に近い。澤藤氏には、革新統一は都民に期待を持って受け止めてもらえるという思い込みがあるように思う。そうだろうか? 社民党、共産党、未来の党。こういう取り合わせだけで都民は振り向くのか。相当に心もとないと思う。宇都宮氏くらいの厳しい情勢認識が適切だと思う。

だがこのように、社民・共産・未来という革新統一に強い期待を抱いた澤藤氏にとって、4対1という票差は我慢がならない敗北だったことだろう。澤藤氏は、社民・共産・未来の直前の総選挙の東京選挙区における票数を分析している。共産484365、未来448689、社民136899で合計1069953。これら「革新に期待する人たち」の票を足して、宇都宮票968960を上回ったことは衝撃だったのではないだろうか。

ここから引き出した結論が、「宇都宮では勝てない」だったとしたら寂しい。

林田力氏のブログが、澤藤氏の立場を「左翼教条主義」と呼んでいるのは興味深い。こういう立場が、旧来の「革新」層を超えて広く若い層へと票を取りに行こうとした宇都宮陣営の動きと衝突をしたのではないだろうか。

澤藤氏は「反貧困・反格差の運動体も、クレ・サラ問題の運動体も、消費者団体も、中小業者も、オリンピック反対運動も、築地移転反対運動も、いずれも選対への結集はなかった」と批判する。宇都宮選挙が革新統一のための選挙ならば結集しなくて当然である。貧困ビジネス規制条例を最初に制定した自治体は橋下徹知事(当時)率いる大阪府である。反貧困運動が革新にこだわる必然性は存在しない。


社共左翼両党が主導する「革新運動」に結集した運動へのノスタルジアから出ることができず、新しい情勢に対応できなかった旧世代の誤った情勢分析のなせる業ではないか。今回の澤藤氏の言動について、僕はそう思っている。

林田氏の宇都宮選挙での選対本部の様子がブログにアップされていて興味深い。

宇都宮けんじカオスU.K.
宇都宮けんじ事務所
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