わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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新自由主義の立場からの「既得権益」攻撃に抗する
これからの政局を本質的に規定するのは、一層の新自由主義の立場からの構造改革を進めようとする自民党内の主流派と、構造改革をより鮮明に使命とする第三極の共同による「既得権益」攻撃になる・・・ これはアベノミクスの第三の矢であり、容赦ないものになるでしょう。

柴山桂太さんが「改革論の罠」で指摘しています。参考のため一部引用します。

安倍政権は、秋の国会を「成長戦略国会」と位置づけて、産業競争力会議の提案を具体化していくようです。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF3100B_R30C13A7EB1000/

また、これまで選挙対策で遠慮してきた農業や医療などの「岩盤規制」も、これからは大手を振って改革していくと宣言しています。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2603G_W3A720C1PP8000/

秋には成長戦略第2弾がとりまとめられるそうですが、TPP参加をにらんで農業や医療だけでなく、貿易や投資、あるいは雇用(解雇規制)についても手を付けていくでしょう。

<略>

これから改革派は、マスコミを巻き込んで次々と「既得権」を槍玉に挙げていくでしょう。これまで土木、郵政、公務員、電力などが槍玉に挙がってきましたが、これからは混合診療に反対する医師会や、TPPに強く反対する農協がおそらくターゲットになります。

そしていったん「既得権」のレッテルを貼られると、もう勝ち目はありません。抵抗すればするほど、「彼らは既得権を守るのに必死だ」とイメージを作られて、かえって世論の支持を失うことになるからです。

恐ろしいのは、こうした改革論には終わりがないということです。「既得権」など、世の中にはごまんとあります。公益事業だけではありません。民間のサラリーマンだって、分厚い解雇規制で守られているわけで、これも立派な「既得権」です。そのうち日本人の国籍だって「既得権」だということになりかねません。



これはアベノミクスの主要な環であり、産業界(多国籍企業を代表する現在の)からの至上命令です。

守るべきものを守らない政府・国家は必要ありません。産業競争力強化法案とは何か、その本質をみきわめることが大切です。多国籍企業だけあればよい世の中の成立を許すのかどうかは、構造改革に抗する我々の取り組み如何にかかっています。
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