わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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エジプトを見る目
モルシ政権に対するクーデターの発生した現在のエジプト問題をしっかり理解したいと思ったら、以下の記事をお勧めする。

「リベラル21」の坂井氏による最新の記事「最良と最悪のシナリオ=クーデター後のエジプト」は、イスラム同胞団=頑迷な保守・狂信勢力vs軍+反モルシ派=進歩的民主主義勢力という図式からしか物事をとらえられない諸マスコミの報道とは一線を画した、多様な流れを現地の現実に即して理解するための不可欠な視座を提供してくれている。
様々な独裁とは異なる正当性をモルシは持っている。反モルシ勢力も軍の力を借りて主導権を握ったかにみられるが、土着のイスラム同胞団の冷静な対応があれば、決して簡単に主導権を握ることはできない。
エジプト人にとって本当の綱引きは、モルシ対反モルシなどにあるのではなく、制御できない報復の連鎖をいかに避けるかにあることを明らかにし、かつその展望があることを明快に論じている。

本当の左翼勢力の持つ底力がそこには反映しているのだ。リベラル21には、ちゃらちゃらした「サヨク」などとは一線を画した格調高い記事をしばしば見ることができる、侮れないサイトだ。


モルシ氏は、その意思を貫き通してクーデターに敗れ去った。しかしその過程は、たとえば過去の様々な反人民的独裁者の末路とは明確に異なる性格を持っていると僕は確信している。軍の行動にも過去の凡百の軍事独裁を志向してきたクーデターとも異なる性格のものを感じる。モルシも軍も、将来決してエジプト人民に対して顔向けできないような本質的裏切りは働かなかった。モルシも、堂々とエジプト人民の前に帰ってくることができるだろう。エジプト人民がその叡智を傾けて、未来を切り開いていくことを心より祈り、その過程を見守っていきたい。

#その後の経緯より(2013.07.22)

この直後、国民への裏切り行為はクーデターを行った軍の側から行われた。

8日未明には、モルシが拘束されているといわれる大統領警護隊本部前の広い道路に集まったモルシ支持者たちに対して、警備する部隊が銃撃、52人が死亡、多数負傷する事件が発生した。英BBCは「カイロでモルシ支持者たちが撃たれ死亡した」と特報した。
支持者たちと同胞団は軍が一方的に銃撃したと強く抗議。軍はデモ隊が突入しようとして迫ってきたので反撃したと釈明した。しかし現場を撮影してテレビ映像をBBCでみると、警護隊本部前の路上に張り巡らせた鉄条網の後ろに配置した装甲車上にたった兵士たちが、銃を乱射しており、デモ隊側は夜明けの祈りの時間で、鉄条網を突破しようとしている攻撃的な様子は全く見えない。(リベラル21、「猛暑のラマダンに続く抗議デモ、同胞団弾圧への国際的非難―クーデター後のエジプト(2)―」坂井定雄 より)



このブログによれば、エジプトの現在はまさにまごうことなきクーデターの様相を深めている。反対派の強権による拘束、拉致。その一部は連絡すら取れなくなっているという。そしてマスコミ弾圧。ここでも米国はダブルスタンダード的立場を取り、米国の手から離れたエジプトを再びその手に籠絡しようとしている。米国の行動の本質も、この論評の立場からしか読み解くことはできないだろう。
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