わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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広原先生の新展開
リベラル21への投稿「交錯する護憲運動、護憲政党の選挙協力は1日にしてならず、護憲勢力は如何にして結集するか(その6)」の中で、広原先生の議論に新しい展開を見出すことができた。強く同意する。
憲法9条から、96条へと攻防の焦点が移るにつれ、市民の関心は9条にとどまらないより本質的なものへと移り変わりつつあるように思う。その点に対する関心の向き方がやはり鋭い。逆に、原理的な絶対平和主義の立場から提起される「9条の会」の訴えに対し、現状にそぐわない違和感を表明されている。

冒頭に挙げた「市民の会」のように、「今度の憲法改悪反対運動では、一般国民の発想を自分の問題意識にしない限り、法律家の「お説教」は、国民の心にひびかないでしょう。「憲法9条は人類の宝」というのは聞き飽きました。自分の言葉で9条がいかに正しいかを訴えない限り、国民は「中国があのように日本をなめる限り日本が国防軍で強く出るのもやむをえない」と考えることでしょう。憲法改悪に危機感をもっている人々に、ぜひ考えていただきたいことです」といった現実的な問題意識を無視することはできないし、諸政党に働きかけて「平和といのちを守る政党連合」(仮称)の結成を呼びかけた努力を否定することもできない。

 率直に云って、私は大江氏たちの安倍政権の改憲策動の阻止を呼びかけるアピールのなかで提案された3つの行動方針は、現在の危機的情勢に即していないのではないかと思う。<略>・・・といった“間延びした方針”はいつでも言えることであって、改憲の危機に直面している現段階では何の意味も持たないと思うからだ。



憲法9条の「絶対正義」の立場に立つ限り、そのほかの論点は不要である。現実に存在する懸念に譲歩することは不正義であり、考慮に値しない。だが、このような立場から運動を進めても広がることはないだろう。絶対正義の信念は桎梏に転化する。

護憲運動が激しく交錯するいま、新しく生れた96条の会も含めて護憲勢力の結集のあり方を次のブログで考えていきたい。



次の論考を心より期待する。
ただ、広原先生の論にも少し懸念がある。

参院選の前に全国集会を持つのならまだしも、参院選から4カ月も経ってから集まるというのでは、いったい何を交流し、何を討論するというのだろうか。改憲勢力が大勝した原因を話し合うのだろうか、護憲勢力が大敗した理由を語りあうのだろうか。こんな悠長な方針では、「ゆるぎない改憲反対の多数派」を形成するなど「夢のまた夢」というべきであろう。



やはり参議院選挙での「護憲派」の数の如何を過大に問題にしているように思えてならない。このような視点からは展望は小さなものになる。96条、あるいは憲法9条の弾力的な運用、自民党アナクロ憲法改悪案の全面批判など、9条擁護の政党の枠にもまったくとらわれない広い共同を構築することが求められている。

それにしても、9条の会は残念ながらどうもそのような方向性を持っていないようだ。広原先生が以下のように引用している9条の会の方針は、

「◎全国の「九条の会」は明文・解釈両面からの改憲攻撃について学習と話し合いをおこない、その成果をふまえ職場・地域の草の根から改憲反対の世論をつくり、安倍内閣や改憲勢力を包囲しましょう」、「◎「九条の会」の輪をもっともっと大きくし、ゆるぎない改憲反対の多数派を形成しましょう」、「◎ブロックごと、都道府県ごとの交流集会を開き、お互いの経験に学びあい励ましあいましょう。その成果をもって「全国交流・討論集会」(11月16日、於・東京)に参加しましょう」



率直に言ってがっかりさせられるものだ。9条だけを一致点に集まった非政治的な会の限界であろう。9条の自覚的な擁護と、きわめて柔軟な政治力を兼ね備えた政治勢力が、しっかりした体制を持って立ち現れる必要がある。そして、護憲政党かどうかなどという枠をぶち破って現実政治に影響力を持たなければならない。このような政治的にふるまうことのできる旗振り役が切実に必要だ。
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