わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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最近は孫崎亨氏にも注目
最近、孫崎亨氏の書籍をいくつか読みはじめている。

「戦後史の正体」(創元社)は、米国の一貫した対日戦略を考慮に入れなければ日本の戦後史は読み解けないことを明らかにした本である。この明瞭なる事実を、主流をなす知識人も政治家も理解していない。その点では、左翼側も大差はない。隠然とした米国の支配は、安易には表象されない意識下の基層におかれた。この点を自覚的に乗り越えた主要勢力は、米国帝国主義による事実上の日本支配の実態を見抜いた再統一後の共産党のみだと思う。

また、「検証・尖閣問題」(岩波書店)は、こうした米国の戦略をリアルに見る観点から尖閣問題をとらえた場合にどう見えるかについて論じている。特に「太平洋戦争」からポツダム宣言受諾以降の占領政策に関する認識を変数として正しく導入した場合に、どのような尖閣問題観が開けるかについて、改めてよく考えさせられたように思う。共産党の尖閣問題に関する主張(北方領土に関する主張も含めて)は、こうした日米同盟的な制約から自由な立場から構築されているのだということを改めて痛感する。これは一つには明瞭な結論を見出せること(例えばヤルタ会談におけるソ連と米国による領土拡大への談合を糾弾することができる立場)につながっている。一方で、現実政治において日米軍事同盟の制約から自由になることが近い将来については必ずしも簡単ではないという現実を見たとき、日米同盟の制約を前提に置いた尖閣諸島論(北方領土論・竹島論)を組み立てておく必要性を感じた。尖閣諸島論の根底に、実は日本のかつての侵略政策への無反省と、米国による被支配への屈服が反映していることを、より深く理解することができる本だと思う。全部評価できるかどうかはわからないが、貴重な本であることは間違いないだろう。
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