わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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総選挙結果の共産党の一次まとめ
共産党の今回の結果に関するまとめがHPに掲載された(総選挙の結果について)。
新しい発見はあった。2010年の参議院選挙の比例代表選挙に比較すると票数を増やしているという点。だが、これも微妙だ。増加はごくわずかであり、同様の選挙である2009年の総選挙との比較では大きく減らしたままだからだ。

また、政策的には問題がなかった。というまとめには不満が残る。
常識に反するが、多くの国民に、共産党の主張や政策はそこそこ伝わっているのではないかと僕は思っている。もちろん、共産党と言えば中国の傀儡、といった言われ方は広範にある。だから、共産党も中国に物申しているといってみたりする。だが、共産党は実際、中国政府と根本的に相いれない立場とは見ていないのも事実だ。ここが正しく伝わって、言い方としては中国の傀儡、といった言い方になるわけだ。また、経済政策についても、大企業や金持ちを敵視しているわけではないことはおそらくだいたい伝わっている。だが、共産党の政策で絶対大丈夫だという言い方をされると、ちょっとそうは思えないのも致し方ないだろう。事実やってみたことがないのだから。ここが正しく伝わって、言い方として「お花畑な政策を唱えている」という言い方となるわけだ。だから大局において国民の共産党に対する認識が間違っているわけではないと思う。国民が十分に理解していないから得票が増えないのではない。そこそこ理解した上で積極的に投票行動には出てこない実態。ここをどう変えるのか、という認識から出発するべきではないだろうか。

なぜ積極的に共産党への投票にまで国民が踏み込んでこないのか。やはり政策的隔たりがあることに対する共産党の側の自覚の弱さがあると思う。
たとえば財政再建の話をするときにはかならず、5兆円の軍事費の無駄を削ります。と言うフレーズを唱えている。このフレーズはかなり無神経に出てくる。5兆円のうち1兆円を削るということだ、ということはよく読めばわかるのだが、なぜか文字通り、「5兆円の軍事費の無駄を削ります」という出方をするのだ。この書き方を目にしたとき、5兆円の全削減=自衛隊の全廃を意味していると理解する国民は少なくないと思う。どうしてこう無神経な言い方をするのかと思う。多くの現在の国民は、自衛隊の軍備がそのまま無駄だなどとは思っていない。防衛費の削減をすらもっと慎重に見ている。
中野剛志のTPPや国民経済の発展への理論的貢献は特筆すべきだ。だが、共産党の側からこの点での何らかのアプローチがあっただろうか。確かにいくつかの重要な点で中野剛志とは異なる。だったら他流試合をすればよいではないか。なぜ等閑視するのだろう? 実際、多くの地方議員などのブログでは中野剛志に注目していた。中央の側にこそおよび腰が目立つ。
経済政策の大きな転換は有効だと思う。しかし、これで万事大丈夫! というような打ち出しが適当だろうか? わからないこともあるけれど、一緒に踏み出し探求し、国民経済を再建しようという呼びかけこそが響くのではないのか。
いわゆる「列島強靭化論」への対応でも後手に回った観がある。列島強靭化論にはいろいろな背景がある。だがこれを単純に従来の効果の薄い公共事業推進論の変奏曲だと断じた。これは安易な誤った対応だと思う。

今回の打ち出しについてもいくつか不安があった。「自民党型政治」というくくり方でいいのか。本当に現在の行き詰まりは60年前からの自民党政治と連続するレベルなのか。これだけ改革に疲れ切った国民を前にしてなぜこうも簡単に、しかも使い古された「本当の改革」というスローガンで理解されるという気になれるのか。ここでも意外性がなく、従来の枠から出ることのない消極的かつ安易な姿勢が目立つ。

なぜ伝わらないのか、ここから深刻な自己点検が必要だ。「言っていることはよかったけれど、伝わり方が不十分だった」という結論で終わらせないでほしい。あえて言わせてもらう。伝わらなかったのではない。伝わったが理解されなかったのだ。

でも、総選挙の結果についての後半は納得できた。

党の力の根源は、何よりも、さまざまな困難に直面しその解決を求める各層の広範な国民に溶け込み結びつく力にこそあります。日本共産党が持つ「草の根の力」は、他党と対比するならば、抜群のものがあります。しかし、それも、いま情勢が求めているものに比べればまだまだ小さいし、これまでより弱まっている面も少なくないのです。

行き詰まった古い政治のもとで、苦しめられている多くの国民と結びつき、その苦難を軽減するために活動し、現状を打開する展望を語りあう――国民に根を張った不抜の党をつくりあげるうえでは、私たちの取り組みは、まだまだ不十分です。

どこをどう改善すれば強く大きな党をつくれるかについて、中央自身も、苦労して奮闘しておられる現場のみなさんの実態をふまえた方策を探求し、開拓と努力をはかる決意です。


今回の選挙結果は深刻なものだ。地域と社会に根付いた護民官が切実に必要だ。国民を守る中ですこしずつ理解を広げていく。この仕事の成功を心から期待する。断言する。この仕事の成功の上にしか日本人の展望は開けない。
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