わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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解散・総選挙に何を問うのか
解散総選挙となった。
マスコミは「第3極」を支配層にとって「無難な」選択肢として提示する。マスコミも持ち上げている「安心できる」選択肢「第3極」にすがるしかないところに多くの有権者が置かれている。

いったい今何を総選挙に問うのか。共産党には期待をしているが、今の打ち出しには率直に言わせてもらう。本気を感じられない。「自民党政治の打破」? 第3極は自民党政治の枠内で済まされるほど安全なものなのか。「本当の改革」? 数十の「本当の改革」が吹き荒れた後でこの程度の打ち出しで心をつかめると考えているのか。

僕は二つの打ち出しを考えている。「売国型経団連一辺倒の政治の打破」そして、「アメリカ頼みの安全保障一辺倒の政治の打破」だ。

TPPは多国籍企業の足かせを外し、それらに多大な機会を与えるものだ。脱原発の回避も多国籍大企業の不安にひれ伏したものだし、消費税増税と法人税減税も最悪の多国籍企業優遇策だ。雇用も安上りの外国人に「期待」。震災復興すら経団連のよこしまな新たな儲け口に差し出して痛みに感じない。グローバリズムと新自由主義に終止符を打つのかどうかが深刻に問われている。「財界中心の政治の打破?」 甘い。財界にもいろいろあるだろう。日本経済の発展を存立の基盤とすることのできる財界と、グローバルコンペティションにかけるしかない多国籍企業たちとは異なる。今こそ、例えば下村治氏のような、日本を興す志を持つ財界人の本気を引き出さなければ、日本はもろとも沈没するであろう。共産党がここに踏み込んでくれなければ、日本を救うことはできないだろう。その意味では自民党政治はすでに崩壊している。その積極的側面と同時にとうの昔に。いまさら自民党政治の打破なのか。

「アメリカ一辺倒、オスプレイ容認に反対?」 甘い。そりゃあ日本の空我が物顔のオスプレイけしからんという論建てくらいいくらでも書き立てられるさ。でも、じゃあ尖閣をどうするのか。こう反問する多くの2ch世論の端っこにも引っかからない問題提起だ。2ch世論はよく知っている。米国と米軍は尖閣なんて本気で立ち向かうつもりなんてないことを。報道されている範囲で明らかだ。領土問題は日中の問題だと米国はしきりに逃げている。今問われているのは、オスプレイさえ入れていれば安心なのかどうか。本当の平和的な安全保障政策で人々を納得させられるかどうかだ。共産党は独自の平和外交に基づく安全保障を政策として持っていることは知っている。僕はそれに賛同できる。なぜか。軍事的優位性の競争だけでは実は力関係は決まらない、また、それだけで決まる世の中にとどまっていては人類には未来はないと僕は確信しているからだ。だが、多くはそうではない。なぜ軍事的優位性の競争だけでは不十分なのか。ここに丁寧な議論が必要なのだ。ここで納得されなければ、オスプレイへの怒りなど本気で共有されようがない。本当の安全保障政策を問わなければならない。軍事を遠ざけるだけの平和主義は総選挙の争点としては甘い甘い。

民主党について、自民党と同じだから。右翼的だから失望したといって見せる。甘すぎる。心ある人々は、自民党は右で、その右に反対する左を伸ばしさえすれば何とかなるなどと言うナイーブな政治観からこれもとうの昔にはなれている。「右だから」だけでは効果的な批判になっていない。

少なくとも今のところ、わが期待する共産党の主張は甘すぎる。インパクトゼロだ。

経団連のような売国多国籍企業勢力と国民経済を本気で掲げる勢力の間に本気でくさびを入れるべきだ。「平和らしい」ことを安全圏から主張して満足していてはだめだ。本当の安全保障政策を確立するためにこそ、米国一辺倒を克服すべきことを主張すべきだ。そのために「自衛隊の強化だ」と走るものもいるかもしれない。かれらと本当の日本の安全保障を確保する立場から合意を獲得する努力が本当に困難で必要な作業だ。ここに挑まなければ、前進はないだろう。

僕は本当に心配している。重要な選挙なのに、本質的な争点は全く浮かび上がってこない。わけのわからない第3極にマスコミと国民世論が踊らされている、この遊戯でこの選挙が終わってしまうのか? 差し障りがあること、議論を呼ぶようなことを、きっちりと打ち出す必要がある。さもなければ展望のまったくない小規模な失敗があるだけだ。座して日本の衰退を容認するような現状にはまったく満足できない。
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