わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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中国ソースを盲信して事実の一部を切り取って伝える記事の典型
あれ? 志位さんもとうとう中国の代弁者に? と思ったら、要するに日本の政治記者が中国の新聞の国民向けプロパガンダを事実と思い込んでそのまま日本に紹介しちゃったというお話。2chの読者も真に受けてしまっているので少々イタい状態にある。

(少し実態と違うので書き換えると、「日本の政治記者が中国の新聞の国民向けプロパガンダをそのまま日本に紹介したものを、そのままみんなが真に受けてしまっているので」のほうが適切)

日本共産党、尖閣問題で日本の軍備強化を警戒=中国報道

日本共産党の志位和夫委員長は4日、日本国内の一部の政治勢力が尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題を利用して軍備の拡大を意図していることに警戒しなければならないと述べた。中国国際放送局が報じた。

■「尖閣諸島」に関する他の記事 - サーチナ・ハイライト

  志位委員長は東京の外国人記者クラブで行ったスピーチで、1972年の中日国交正常化交渉および1978年の日中平和友好条約の交渉中に、日中両国は尖閣諸島問題を『棚上げする』ことで共通認識を得たと話した。

  志位委員長は、日本政府による尖閣諸島の国有化が事態を悪化させたとし、「日本政府は自ら犯した侵略戦争を反省しておらず、それが日本外交の弱点になっている。日本国内の一部の勢力は尖閣諸島問題を利用して、自衛隊の軍事力と日米軍事同盟の強化を意図しており、一部の政治家は日本は海軍陸戦隊を保持すべきだと考えている。政治勢力が尖閣諸島問題を利用して、軍備の強化や憲法の修正をすることは最悪の展開であり、領土問題の解決には何の役にも立たない。日本共産党は、このような事態が起こらないよう全力で阻止する」と述べた。(編集担当:村山健二)



#追記(村山さんに少し同情)
こう書いてしまったのだけれど、村山氏のほかの記事を見ていると、要するに中国側の報道や報道官の言い分を、そのまま客観的に紹介するスタンスでの活動をしていることがわかる。これ自体は重要な報道の役割で、村山氏はその役割を正しく果たしているだけだ。
問題はふたつ。第1に、この情報は中国の新聞の報道をそのまま客観的に紹介している、と書いてあるのに、そのことに注意することができない読み手の問題。僕もちょっとあてはまる。
第2に、日本の公党の党首が、日本で行われた記者会見で公に行われた志位氏の発言の報道が、中国の新聞経由のこの記事でしか普通の人が見ることができないという異常。

この記者、中国の新聞の主張をそのまま切り取って伝えたものだから、中国にとって都合の悪い部分は全部スルーされている。実際の外国特派員協会での志位さんの発言では、中国側の主張をなで切りしている模様。

中国側が明の時代などの地図に尖閣諸島が記載されていると主張していることについての質問には、「中国側にはたくさんの記録はありますが、実効支配を証明する記録は一つもありません。日本の領有が正当なものであることは疑いないことです」と明快に答えました。

また日清戦争と領有を分けて考えられないのではないかとの質問には、講和条約=下関条約とそれにかかわる交渉記録などを詳しく調査したことを示し、「当時、中国が尖閣諸島を自国の領土だと認識していなかったことは明らかです」と指摘しました。(赤旗報道)



中国の報道ではここはカット。だからこの村山氏の記事の印象だと、志位氏は中国側の味方。だから2chではそういう方向でスレが伸びている。村山記事(中国の新聞のコピー?)の以下の記述。

志位委員長は東京の外国人記者クラブで行ったスピーチで、1972年の中日国交正常化交渉および1978年の日中平和友好条約の交渉中に、日中両国は尖閣諸島問題を『棚上げする』ことで共通認識を得たと話した。



この記事の印象は、志位氏は日中両国の「棚上げ」合意を尊重すべきだとしている。というもの。でも実際の志位氏の発言は、以下のようなもの。

そのなかで、日本政府の対応の問題点を指摘。一つは、領有問題を事実上「棚上げ」にしたこと(赤旗報道)



という文脈で「棚上げ」問題に触れており、「棚上げ」するべきではなかった。という主張である。中国の新聞の国民向けプロパガンダに、日本の政治記者がうまうまとひっかかった構図だ。

更にこの記事は、志位氏が以下のように主張したと紹介している。

日本政府は自ら犯した侵略戦争を反省しておらず、それが日本外交の弱点になっている。



どういう弱点になっていると主張しているかを完全にぼかしたものだから、この記事の印象だと、日本も侵略戦争を反省して、早く尖閣諸島を返しなさい、と志位氏が言っている。ということになる。でも実際は、

第一は、中国側に反論できないという日本のだらしない外交態度の根本に、過去の侵略戦争に反省を欠いているという問題が横たわっていることです。(赤旗報道)



どういうことかというと、侵略戦争に反省をしていないために、尖閣諸島の領有権をきちっと主張できないという弱点を抱えている。ということだ。

志位氏は、中国側が国連総会で、日清戦争で「釣魚島を盗み取った」などと日本を非難したにもかかわらず、日本側がこの歴史認識の根幹に関わる非難に対して反論をせずに終わったことに言及。「侵略戦争への反省がないため、反論ができないという弱点が深刻な形で現れています」と強調しました。(赤旗報道)




この私のエントリーから(赤旗報道)のところを全部でっち上げだと判断したい人は、もちろんこのエントリーは無意味だと考えてくれていい。だけれど、今後特派員協会でのやり取りのすべてが画像でも明らかになった時には、赤旗記事の内容がほぼ正確なものであることを誰でも確認できるようになるだろうと私は予想し、このエントリーを書いています。
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