わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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尖閣問題。本質はここかな? 日清戦争への「反省」問題
どうして尖閣諸島問題で日本政府は明確な主張ができないのか。不思議に思っていたのだけれど、やはりここが問題なのかな、と思ったのは、日清戦争への「反省」問題。
日清戦争で日本がどの領土を中国から奪ったといえるのか。どこは確かに奪った。どこは奪わなかった。この仕分けができないと、中国側の主張を覆すことができない。
一部ネトウヨのように、日清戦争によるものを含めて、侵略戦争で奪ったものであっても正当だと主張する立場に立ってしまうと、尖閣諸島とその他台湾や澎湖列島などとの区別をつける論拠を失うのだ。戦争で奪ったものではないからと尖閣諸島の正当性を主張する立場(これは論理的には国際社会で受け入れられうる主張である)は実は、戦争で奪った領土であっても領有は正当だと主張する立場とは相いれないのである。
日本政府が「領土問題は存在しない」として領有権の根拠を述べられない隠された理由として、結局のところ戦争で奪った領土は正当な領土とは言えないとする近代の原則そのものを受け入れない立場に日本政府が自覚的に立とうとしていることを意味しているのかもしれない。(岡崎久彦のような輩を先輩として担いでいるようなお役所だから、もしかすると本当にそうだったりするかもしれないから怖いが)

近代の領有権の原則を日本は受け入れない。そういう立場はありうるのかもしれない。堂々と主張すればよい(僕は反対するけど)。だが、それは同時に、どの国であれ軍事的な優位性を持っていさえすれば、何をしてもよいという国際社会のありようを容認するという立場だ。中国がもし武力で南沙諸島を奪ったとしても、あるいは沖縄を奪ったとしても、一切批判はできない。軍事力があるんだから。そういうルールに日本は賛成したでしょう? ということだ。そういえばイラク戦争も日本は容認した。軍事力の強い米国に追随したわけだ。こういう米国や中国の覇権主値の立場を、骨の髄まで日本の外務省が容認しているのだろうか。

だとすれば、僕は予測しなければならない。日本の外務省は尖閣問題での無原則的な妥協的対応を重要な局面で平気でするだろうということを。外務省は国際社会の機能に関してニヒリズムの立場に立っている。そうであれば、領有権の正当性があるかどうかについてなど、どうでもいいのだから。逆に言えば、経済を人質にとって中国側がかさにかかって攻めたててきたとしたら。それに経団連などが泣きついたりとかしたら。結論は見えているではないか。日本政府は尖閣諸島を放棄するかもしれない。これを野田内閣にやらせて政権をたらい回す。僕が多国籍企業の立場だったらそうなるように仕向けるな。

あまり信じたくなシナリオだが、理論的にはありうるような気がしてきた。外れるといいんだけれど。
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