わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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「保護主義の害悪」説は疑いえないのだろうか?
自由貿易の良さを喧伝する説が半ば常識と化しており、その際に必ず殺し文句として出てくるのが「保護貿易が世界を大戦の渦に叩き込んだ」という教訓話である。以前より、この公理がどの程度本当に公理なのかと疑いを持っていた。国家主権を前提とするならば、各国の経済運営についての自由を強く縛る自由貿易万能論はおかしいと思っていた。でも、「保護貿易は何が何でも防がなければならない」という議論について正面から疑問をさしはさむような議論を聞いたことも一方でなかった。ところが、京都大学の中野剛志氏は、毎日新聞への寄稿「保護主義でいいじゃないか」のなかで、研究の原典に分け入りながら、この常識に挑んでいる。ブログ「アラかん」が紹介してくれている。経済学のことはよくはわからないのだが、経済におけるネイションの役割に関する位置づけには、抽象論に傾くように見える経済学(新自由主義や、自由主義貿易万能論などはその典型だが)とは対照的な、つよい実在性を感じさせられる。
この中野氏、現在の日本財政に関しても興味深い提言をしている。日経ヴェリタスの「法人税減税は究極のバラマキ」という論評である。主要な論点は、ブログ「Internet Zone::WordPressでBlog生活」に紹介されている。共感を持つ部分が非常に多い。この記事もまた紹介してみたい。
西部邁氏の番組に出演しているビデオもある(西部邁ゼミナール2009年3月21日放送)
ついでにもうひとつ。萱野稔人氏とのトークをすでに2008年にジュンク堂がやっていて(えらい!)、その中身の要約が紹介されている。

ともかくもぜひ中野氏の経済学の本を買ってみたいと思う。
『自由貿易の罠―覚醒する保護主義』
『国力論―経済ナショナリズムの系譜』
『恐慌の黙示録―資本主義は生き残ることができるのか』
まずこのあたりから。
また、中野氏を迎え入れたわが母校の見識にも敬意を。
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