わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
10 | 2017/11 | 12
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

広島原爆の日に、米国の核の傘に守られていたい念を吐露した首相
ちょっとアジアの国に行っていたので日本の状況はよくわからないでいたのだが、いよいよ麻生政権も自民党も終わっているんだな。と実感させるニュースが流れていた。

麻生首相は広島の平和記念式典後の記者会見で「一方的に誰かが(核保有を)やめたらみんながやめるという話ではない」「核で抑止しようとする米国と日本は同盟関係にある」と発言、北朝鮮の核脅威に対抗するため米国の核抑止力が必要との考えを強調していた。


という(共同通信)。要するに、日本は核兵器に対しては核兵器で対抗する立場に立っているんだよ。という表明である。
この日(8月6日)は、人間の住む都市に対して核兵器を投下するという米国の犯罪を忘れないようにし、二度とこのようなことが起こらないようにするための日だと思う。日本の役割は重要なはずだ。覇権を握るためなら核をも用いるという立場を日本は公式にはとっていないはずである。非核三原則はそのよりどころであり、北朝鮮に対しても核脅迫に対抗できる強い同義的立場はここにある。
ちょうど僕が行っていた国では、8月6日にも9日にも、「今日は原爆の日だね」と現地のかたがたから声をかけてもらった。仕事相手だから、ごく普通の人たちである。人によっては犠牲者の数まで記憶し、核投下の犯罪を告発していた。僕たちはこういう世界の人たちの「規範」に依拠してこそ、核脅迫にも「体を張って」はねのけることが可能になっているのだ。
例のイラク人質事件のとき、「自作自演」を疑うネット世論は、誘拐犯らの発表文書の中に「ヒロシマ・ナガサキに関する記述」があることをもって、「サヨク活動家による自作自演」の証明とした。核投下への怒りなんて、日本の奇形サヨクの特殊な思想の産物だと、やつらは信じていたからだ。そんなことは決してない。日本人よりもよっぽど世界の人びとのほうがきっちり米国の犯罪を記憶している。何の倫理的価値をも認めない日本の一部ネット世論こそがむしろ孤立していることを知るべきだ。

核の傘の幻想性なんて、「核武装論」を述べ立てるたくさんの論者たちによって、明確に論証されていることだ。核密約を押し付けてまで日本に核を持ち込みたいアメリカの事情は、世界の覇権を核の力で握り維持したいという自国の都合に過ぎない。核の傘論は、核兵器の恐怖をあおり、筋違いの核対抗で、いつわりの「安寧」を国民に約束して見せるものだ。僕らは「規範」で対抗する勇気を持とう。実際、ほとんどの核非保有国はそうしているのだ。
核の力による一国平和主義に閉じこもり、核の傘という幻想にしがみつき、核持込密約の存在が白日の下にさらされても、必死にしらを切り続けてアメリカ様を守る自公政権のあわれな姿。
だから、今度の選挙で政権が変わりそうなことは本当にいいことだ。
そして民主党政権はちゃんとここに向き合うだろうか。核兵器に対する怒りを隠さなかった僕の海外の友人たちの持つ「規範」の力で、核脅迫に屈しない立場を確立することができるだろうか。その試金石のひとつは、核密約に対する向き合い方にあると思う。核密約の存在を確認、破棄することができるだろうか? 非核三原則の法制化に踏み切れるかどうか。監視をしていきたい。これができるのであれば、大きな前進だと言えるだろう。
選挙後が問われる。核積載艦船等の日本への寄港に多くの困難が生じることになるわけだから、米国の派遣を求める強い衝動との闘いになるだろう。
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://wa2zoo.blog8.fc2.com/tb.php/376-c192b38a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

わにぞう

  • Author:わにぞう
  • 理系研究者です
    自転車で遠くに行くのが好きです
    ↑は、日本最南端の碑

最近の記事

TBポリシー

このブログは、言及をした場合にトラックバックを送るという原則を堅持します。ただし、このブログに対する非言及トラックバックは許容します。理由はこちら

ブログ内検索

バナーエリア




「キャプテン」イガラシ全国大会版アニメ化を
応援しています
「キャプテン」近藤版も期待しています

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

月別アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。