わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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内田先生の論考について考える
先日内田先生の新潮45の論文を引きながらエントリーを書いた。関連して、内田先生の論文について突っ込んでおられるブログ記事を見つけた。内田先生のスルドイところとなんとなくアヤウイところが率直に書かれていてとても面白かった。内田先生はとても比ゆが巧みである。しかもしばしばそのことによって問題の本質を浮き彫りにする。ところが、比ゆは比ゆであるので、読者が気をつけないと、重要な側面を見落として一面的に納得してしまう危険があるだろう。

このブログで特に強調していた話題は、西松建設からの迂回献金に関する件に関する小沢代表の態度をどう考えるか、という点であった。内田先生の論点はどういうものか。小沢代表は、「もし国民の多くから疑問をもたれたままであっても、自分は潔白だと知っているのだから問題はないのだ」という認識でいるようだ。国民の多くから疑問をもたれるような状況について、「それは仮象の私であって、ほんとうの私が責任を取る必要はないのだ」というような態度は、政治家として失格だ。と論じているのだと、僕は読んだ。
僕はこの指摘はあたっていると思った。小沢氏は西松建設からの迂回献金に関する今回の捜査が不当な国策捜査であるとするならば、全力を挙げてその国策捜査の実態を国民に訴え、その不当性をことあることに糾弾するべきだ。だが、そうしている様子はない。世論が納得しないのなら、なぜ納得しないのか、必死に問いかけ、態度を変えさせるだけの迫力を見せなければならない。政権交代が日本の未来のカギだと本当に思うのならばなおさらだ。こんな姑息な手段で政権の延命を図ろうとする国家の謀略に正面から挑まなければだめだ。わかってくれる人はわかってくれるだろう。といった風情では話にならない。
小沢さんを擁護する人は一方で多く見られる。必死で論陣を張っておられるのはわかる。ところが、政治家たる本人の迫力がなんともつたわってこないのはどうしたことか。
小沢氏が本来発揮すべき迫力とはどういうものか。池田信夫blogの記事「迂回献金と『逆国策捜査』」が参考になるだろう。

小沢氏が「自分探しの若者」風情になってしまう理由は何か。やはり、結局のところ問題の性質があまりにも重大だからではないだろうか。現政権の金権体質を批判し、透明性のある新政権を目指そうという政党の党首のものとしては、致命的な性質を持つスキャンダルなのだ。
小沢氏の言い分は半分はわかる。つまり、どういう額のお金が入ってこようと、たとえそれがどこからか回ってきた迂回献金だったとしても、迂回先の名前を記帳してさえいれば問題がないという認識が、多くの政治化に共有されていたということだ。なぜ私だけが。普通の政治家ならば、そう言うことができるかもしれない。しかし、彼は既存の金権政治を打ち破らんと政権交代を目指す政党の党首なのである。変革を求める有権者の多くが納得できないでいるのは当然なのだ。
内田先生の議論から欠落しているものがあるとすれば、むしろ、なぜ小沢氏がこうなってしまったのか、という政治的側面の検討であろう。でも、小沢氏の行動から、「自分探し」の若者の風情を感じ取るという内田先生の論じ方は、やはり自分にとって、じゅうぶんに魅力的である。
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