わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
07 | 2017/08 | 09
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ご臨終メディア?質問しないマスコミと一人で考えない日本人 / 森達也・森巣博
森達也氏の問題意識はいつもの通り。ジャーナリズムの責任とそれに見合う覚悟を問うもの。そして、世論とそれに消費されるマスコミの相互作用による暴走への警戒。そして、恐怖に基づく他者への想像力の喪失が生み出す戦争へ向かう流れ。
引き続く犯罪や事故等による被害者と加害者の関係を前に、人々が今こそ持つべきメディアリテラシーの提示。そして、マスコミが潤滑油となってつくられる社会病理。メディアがインターネットも巻き込んで、社会基盤に文字通り網を張り巡らしていく途上にある現代社会において、彼の一連の議論がいかに射程広く問題を照射しているかに、改めて気づかされる。個々の論点では必ずしも同意できない点もあるが、彼のポジションがあまりにも貴重なので、トータルするとかなりポジティブな評価とならざるを得ない。
自分はJR西日本の事故の際に、暴走するマスコミと世論の様相を眺めながら、「被害者との『一体化』報道に対する疑問」「マスコミと『被害者の立場』」という2つのエントリーを書いた。これらの中で自分は、森氏が何を言っているのかも確認することなく、森氏のいつもの議論を紹介した。が、森氏の受け止めはその議論から演繹される通りであったことがこの本で明らかになって、少々ほっとした。

この本について言うと、森巣氏との違いを浮き彫りにするという本来の企画意図が必ずしも鮮明にはならないままに終わった感がある。森巣氏=論理・森氏=情動、という措定が必ずしも正鵠を射ていなかった点に問題点があったのかもしれない。
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://wa2zoo.blog8.fc2.com/tb.php/205-8227922c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

わにぞう

  • Author:わにぞう
  • 理系研究者です
    自転車で遠くに行くのが好きです
    ↑は、日本最南端の碑

最近の記事

TBポリシー

このブログは、言及をした場合にトラックバックを送るという原則を堅持します。ただし、このブログに対する非言及トラックバックは許容します。理由はこちら

ブログ内検索

バナーエリア




「キャプテン」イガラシ全国大会版アニメ化を
応援しています
「キャプテン」近藤版も期待しています

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

月別アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。