わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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小泉靖国参拝に際して慎重な議論を
小泉首相の靖国参拝には独特の論理装置が組み込まれている。
靖国神社は先の大戦を正当化する論理で貫かれている神社である。戦時中には戦争への国民動員の精神的支柱となった。どう言いつくろおうと、とりわけ直接侵略を受けた国々の人々がこれを容認できない感情を持つことは当然のことである。
ところが小泉首相は、自身の認識がこういう靖国神社の論理と異なるかのような建前をことあるごとに述べる。国会答弁でも参拝後の記者会見でも。ただし曖昧な形で。今回の参拝でも、「二度と戦争を起こさないという思いをこめた」とか「心ならずも戦争に行かれた方々を弔うためだ」と言う。そして今回は、参拝の形式も庶民と同様の方法を採用した。素朴な参拝者たちからみると、まっとうな行動と論理に見えるような舞台回しである。
ここで参拝批判の論理が単に首相の参拝を「靖国の論理と同じ」と単に断じて切り捨てると、見かけ上それは説得力の薄いものとならざるを得ない。そこに「外国の尻馬に乗って参拝を批判する左翼」という図式が妙に説得力を持つ。
つまり小泉首相は、周辺諸国の指導者たちや国内の参拝反対派の目から見た姿と、国内の素朴な参拝肯定者、特に一般参拝者たちから見た姿が、和解しがたく分裂する方向で最適化された振る舞いをしているように思えてならない。それを可能にする装置が、あいまいな建前論だ。

今回の事態は当面、周辺諸国との矛盾を広げるだろう。これに対して国内の反対派は、単に参拝という物理的な行為に対して、おきまりの批判をするだけに終わってはならない。建前を表現する言葉の曖昧さを突き詰めなければならない。首相は靖国神社の論理を、日本の侵略戦争合理化論を、A級戦犯の戦争責任否定論を、どこまで肯定し、どこから否定するのか。ここをどうとでも理解できる状態を、首相は意識的に維持しているかのように見える。この「認識の逃げ場」に首相を安住させてはならない。
首相の曖昧な建前論の逃げ場のなかで、反対派と素朴な賛成派がそれぞれ都合良く解釈し、相互了解不可能な形で対立しあう事態は最も避けなければならない。首相参拝の報に接してとりいそぎ。
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この記事に対するコメント

靖国神社ね、なぜか一度参拝したことがある。別に目的があって行ったんじゃなくて、たまたま東京散策していたら、変な神社があるんで立ち寄っただけ。とくに変わった様子はなくて普通の神社、印象に残っているのは境内にいる鳩がみんな白い鳩だったのが異様な感じだった。後から考えると、普通の鳩の入り込めないはずはなく、どのようなからくりが有るのか考えると怖いものがある。個人的には戦没者の方々に真に今あるこの身があることを感謝し、丁重に参拝させて頂きました。
【2005/10/18 00:40】 URL | きんのすけ #- [ 編集]

ちわっす
コメントありがとございます。
鳩は全部白いんですか? 縄張りみたいなんがあるんですかね?
靖国神社は子供の時に親戚に連れられていったことがあるかもしれない。でも特別の思い出はないなぁ。
【2005/10/18 18:14】 URL | わにぞう #- [ 編集]


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殺戮の殿堂

11月3日知人に誘われて靖国神社遊就館を2度目の訪問。例大祭と七五三でかなりの人 そぞろ日記【2005/11/05 19:08】

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  • 理系研究者です
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