わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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民主党新党首「前原誠司の基本姿勢」
前原氏のHPから、「前原誠司の基本姿勢」を見る。
立ち止まって考えるべき重大な問題点がそこには象徴的にあらわれている。彼は、政治の中身ではなく、政治の形(見てくれ)から問題を把握する政治家であることがわかる。自民党との本格的な対抗軸は、結局彼からはでてこないだろう。

基本姿勢のなかで第1に掲げられている視点は、

1.まずは強烈な自己反省から?既得権益との訣別?
 ■ 民主党の原点は、
   ・族政治
   ・派閥均衡
   ・既得権益
   ・官僚的機構主義
   といった自民党型旧来政治を打破すること。


という側面から民主党の本質を規定している。そして、

 ■ 労働組合、各種業界との関係などについて、既得権擁護的議論は根絶する。
 ■ 党内の政策グループは否定しないが、内向き党内融和を優先する 政治手法 は徹底的にこれを排除する。
 ■ こうした改革のため、党内意思決定手続きも全面的に見直すこととする。


と、政治手法の改革を第1に掲げる。
もっとも気になるのは、自民党政治の問題点を、「族政治」「派閥均衡」「既得権益」「官僚的機構主義」にあるとしている点である。前原氏にとって自民党政治の最も大きな問題とは、その手法が古いことなのである。彼のこの観点から見え隠れする前原氏の認識の問題点は、

  1. 自民党は旧来の政治手法を変革することはあり得ない。
  2. 政治の中身は政治手法を変革しさえすれば改善される。

という二点である。自民党は支配層との癒着が深いので、旧弊も変えることができない。ということなのだろうが、それは甘いと思う。支配層は支配層なりの強烈な危機感を持っていまの日本を見ている。そして今回の総選挙が示したのは、自民党が狭い「既得権益」や「利益誘導」をかなぐり捨てて、支配層の強烈な危機感に応えようとしている姿である。政権を持ち、支配層に近い故にこそ、民主党よりもより徹底的な変革を、自民党はここに遂げつつあるのではないだろうか。この時点で「自民党型旧来政治の打破」を無批判に第1に掲げる感性が自分にはわからない。
新しい「合理的な政治手法」に熱中する氏の姿勢が現実政治の発展の中でどういう意味を持ってくるのか、危惧の念を持って見守っていきたいと考えている。

[追記2005/09/19]:と、文句言ってばかりでも良くないので。民主党はこういう「新しい政治」を目指した競争ではなくて、ある意味で古いように見える、「国民の権益を擁護する仕組みを作る」とか、「公的な規制をかける」とかいうことに踏み込まないと、おそらく自民党との違いを明確にできないのではないかと思っています。こういう方向は別に彼の「合理的な政治手法」と直接矛盾するわけでは必ずしもないので、注意して見守ると言うことが大切でしょう。ま、なにはともあれ新代表就任おめでとうございます。
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