わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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最近の国債についてのお勉強
国債残高の種類ごとの大枠の推移と、それら国債の債権が大枠でどこに行っているのかについて調べてみる。というのは、国の莫大な借金をどうするのかについて考える根拠が欲しかったから。そのために、我らが政府はそれらをいったいどこにどのように運用しているのか。せるあてはどの程度あるのか。それは果たして不必要な運用だったといえるのかどうか。ってこない部分があるとすればそれはどこに責任があるのか。などを理解したい。そして郵政民営化は問題の解決に役立つのかどうか考えてみたい。


普通国債・財投関係で、政府はどれだけ「借り」があるのか

財務省のホームページは実にこういう情報の宝庫だ。意図した情報の前半部分(発行された種類ごとの推移)については、まさにそのものズバリを含んだ表がある。また、例によって財政投融資の範疇に入る郵貯簡保等からの預託金を、財政投融資リポート2004から引用して表に加えてみる。
これらを用いて、H12年度末からH16年度末にかけての国債の推移を表にしてみると以下のようになる。

    全国債 普通国債  財投債  預託金 国債+預託金
H12  380.7 367.6 0 427.9 808.6
H16 626.4 499.0 122.8 219.0 845.4
というわけで、国債は毎年10兆円くらいずつ増えている。ただし、よく問題にされている財政投融資向けとなる財投債+預託金についてみると、財投改革以降かなり減少していることがわかる。そしてその分普通国債が増えている。これらの普通国債はどういう名目で発行されてきたのか? 普通国債の内訳を見る。

    普通国債 建設国債 特例国債
H12  367.6 209.1 135.1
H16 499.0 245.3 233.8
こうして、建設国債・特例国債の両方が増加していることがわかる。

発行された国債等の本来の目的

ではこれらはどういう名目で発行されるものか調べてみた。再び財務省のホームページから、[Q&A]国債についてより。

Q:国債には建設国債や特例国債(赤字国債)といった種類があるようですが、種類別に販売されているのでしょうか?

A:国債は以下の法律に基づいて発行されています。
(1) 財政法(第4条第1項ただし書)
→建設国債( 国の資産を形成するものとして、公共事業費、出資金及び貸付金の財源に充てるために発行される国債)
(2) 各年度における特例法
→特例国債(税収及び税外収入等に加えて、建設国債を発行してもなお不足する歳出財源を補うため特例的に発行される国債)

ということで、あまり限定的ではない。すなわち要するに、予算額と普通の収入額との間を埋めるためにふっと発行されるものである。であるから、「どこに使ったのか」といわれたって「まぁいろいろとね」とでも言わないとしょうがないお金であるといえよう。ただ、少なくとも一般会計の枠内で使われたことにはなる。
まとめると、財投債と預託金は特定の財投機関に対する財政投融資に。国債は国の財政に直接繰り入れられて国家予算一般会計に。入っていくことになる。前者はそれぞれの財投機関が返済義務を負う。後者は国が直接返済義務を負う。それは一般会計を圧迫する要因になる。

財投債は減っても国債全体では減らないのが現実

最近国債が多く当てられる対象となっているのはどちらかというと一般会計であることも明らかとなる。財投関係の借金は財投改革が実って、新規発行・総額ともに減少しつつある。ところが結局のところそれを上回る普通国債の増加で、国債全体としては引き続き膨張する結果となっている。
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