わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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財政投融資と国会でのチェック
財政投融資はいろいろな意味で日本的な仕組みで、これを毛嫌いする人は激しく毛嫌いし、この制度を諸悪の根源だと考えている人もいるようだ。だが自分はこういう資金が存在している意味は大きいと思っている。
問題はそれに対するチェックが甘かったことだ。だが、その理由として財政投融資のチェック制度そのものがないからだ、という主張がしばしば見られる。しかしこれは事実として誤りである。

財政投融資制度は2001年に抜本的な改革(財政投融資改革)があり、それ以前と以降では仕組みも大きな違いがある。現行制度と財政投融資改革の中身については、総務省の財政投融資リポート2004が詳しい。
財政投融資改革で何がどう変わったかについてはそれ自体重要であるがここでは割愛し、国会によるチェック制度との関係についてのみ記しておきたい。
財政投融資には国会によるチェックがないという議論を時々見かける。例えば、
ここここここや、その他多くのブログ(略)などにあって、財政投融資の内容を精査することなく、その全面否定に近い議論につなげる根拠となっている。
しかし、これは正しくない。財政投融資改革前についても、財政投融資計画を国会で議論し承認する仕組みがあった。

財政投融資計画は、原資ごとに予算の一部として国会に提出され、予算委員会で十分な審議を受けて議決されることになる。その際に、計画の内容を詳しく説明した「予算及び財政投融資計画の説明」などが参考資料として提出される。

 原資ごとの長期運用についてのみならず、その運用対象となるそれぞれの財政投融資対象機関についても、対象機関が政府関係機関の場合であれば予算として国会の審議・議決を受ける。また、その他の機関の場合は、財務内容などを明らかにした損益計算書、貸借対照表、資金収支が「財政法28条による予算参考書類」として国会に提出される。(「財投リポート'96」より)


財政投融資改革以降ももちろん同様で、

財政投融資は、資源配分機能という財政的な機能を持っており、国民全体の利害に深く関係することから、一般会計予算などと同様に国会の議決を受けています。具体的には、財政融資、産業投資、政府保証という原資ごとに、それぞれ、特別会計予算総則、産業投資特別会計予算、一般会計予算総則という形式で、国会の議決を受けています。(「財政投融資リポート2004」より)


決して自動的に官僚が好き勝手に使い道を定められるようなものではないのだ。事前にも事後にも公開されており、精査をしてつっこもうと思えばいくらでもつっこめるものだ。したがって、国民にも責任がある。官僚の責任のみに帰してはいけないし、ましてや郵便局の責任に帰して郵政民営化の根拠にするなど筋違いもいいところだと思うなぁ。
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