わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
08 | 2013/09 | 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小泉元首相も「原発ゼロ」
小泉元首相が「原発ゼロ」論を提唱しているという(「小泉純一郎の『原発ゼロ』」毎日)。「WordPressでblog生活」より。

これについて、小泉元首相は原発事故の「戦犯」ではないかなどと批判するむきもあるが、大事なことは、小泉元首相のような政治家でも、いまの事態をみれば、原発再稼働よりも原発ゼロを選択せざるを得なくなっているということだ。

さらに、「原発ゼロ」は暴論だという声もあるがと重ねて質問されて、小泉元首相が「逆だよ、逆。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ」「総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す」と答えたことも大事なところ。



小泉元首相の信念は固いようだ。経団連の「原発維持」の未練に迎合しない。

3・11以来、折に触れて脱原発を発信してきた自民党の元首相と、原発護持を求める産業界主流の、さりげなく見えて真剣な探り合いの一幕だった。

呉越同舟の旅の伏線は4月、経団連企業トップと小泉が参加したシンポジウムにあった。経営者が口々に原発維持を求めた後、小泉が「ダメだ」と一喝、一座がシュンとなった。



小泉首相は本気なのだろう。やめることのむずかしさを最後に一言。ここに立ち向かわなければ未来はない。

 「戦はシンガリ(退却軍の最後尾で敵の追撃を防ぐ部隊)がいちばん難しいんだよ。撤退が」


スポンサーサイト
静岡県知事の八つ当たり
みっともないやつあたりだね。
全国学力テストで静岡県の成績が悪かったから、点数の低かった学校の校長の名をさらすんだってさ。
ははは。しょうもな。

川勝平太静岡県知事については以前からまったく期待していない。国際協力が一つの関心分野で、青年海外協力隊を天まで持ち上げて、若者を送りこんだら鍛えられるという教育論をぶっていたことがある。何か自分が正義だと信じたものがあるとそれを天まで持ち上げて、自分が悪だと信じたものがあると徹底的にたたくだけの人だ。今回は、成績の悪かった学校の教師集団を悪だと信じ、そこの子供の側に「正義」を見出し「同情」の対象としただけのこと。ほとんどまともな議論に値しない。

だから校長先生、さらされたって何にも負い目に感じることはない。勝手にさせといたらいいさ。尻馬に乗って先生のことを非難する奴らもいるかもしれないけど、しょうもないからほっとけ。見ている人はきっちり見ている。
「おもてなし」狂想曲
「おもてなし」なる言葉はいま日本人が大切にするべき言葉だということになった。
じゃあどういう意味として大切にするのか。
NHKニュースが取り上げたのはすべてビジネスの文脈。消費者を「もてなす」サービス業。新幹線の清掃業者が清掃が終わった後に客に向かって並んで礼をする姿を礼賛する。こんなことされて外国人が喜ぶと思う? 僕は異様だと思ったけどね。
おもてなしの心は本来、ビジネスから離れたものだと思う。お遍路のおもてなしの心の話題などとりあげてみても結構よさそうなもんだけれども、そういう発想もないみたいだね。なんというか、げんなりした。

東京オリンピックの受け止め方
東京オリンピックの招致が成った。だが、ニヒリストでない限り、招致と同時に背負った課題に同時に戦慄すべきであろう。この点で、Yahoo Newsの水島氏の記事「安倍首相が五輪招致でついた「ウソ」 “汚染水は港湾内で完全にブロック” なんてありえない」をリンクしておきたい。この記事でほぼ言い尽くしている。

東京オリンピックを真摯に実行する日本に。そして数多くの欺瞞を糾弾する
オリンピックの祭典を、世界平和の契機に。グローバリズムとメガコンペティションに回収されない価値が世界にあることを宣言する契機に。そして日本の震災と原発事故からの真の復興の契機に。そのようなものとなるように、これからの7年間、オリンピックの祭典を応援していくことを表明する。

一方で、許しがたい欺瞞が見過ごされていることを軽視できない。

よしりんの最新のライジングの指摘は正しいと思う。

安倍「汚染水による影響は福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメートル範囲内で完全にブロックされています」
わし(たった0・3平方キロメートル範囲内で、完全にブロックだと?よくも言ったものだ!)
<略>
 だが、たとえ「0.3平方キロメートル」で「完全にブロック」されていたとしても、地上タンクから漏れた高濃度汚染水の全てが、その「0.3平方キロメートル」のエリア内に流出しているわけではない。
 汚染水漏れを起こした地上タンクからの排水路には水の流れた跡があり、高濃度の放射線が観測され、その排水路から水が流れた可能性があることは東電も認めている。

 そして、その排水路は「0.3平方キロメートルの港内」ではなく、外の海と直接つながっているのである!



この安倍発言はウソである。ウソの上に成立したオリンピックだ。日本人はこういうウソを言って恥じない首相を許した責任を取る必要がある。僕はその覚悟で向かうつもりだ。

そして、皆さんは気付いただろうか? 安倍首相の立ち位置が完全に「ネトウヨ」のそれであることを裏書きする発言があった。「オイオイ」と思ったのだが、よしりんはそれに気づいていた。この指摘は同感だ。

安倍は「ヘッドラインだけではなく事実を見てほしい」と言った。要するにネトウヨの言う「マスゴミの言うことを信じるな」と同じ意味だが、全世界に向かって、公式の場で日本の首相が「日本のマスコミも、世界のマスコミも信じるな」と言ったのだから、こんな非常識な発言はない。



マスコミが何を言っても信じないように。私だけが正しいのだから。ということなのだから。

それでも日本人は「復興のため」と言ってオリンピックを呼び込んだ。よろしい。この責任を本当にとるのかどうか。このことが問われている。
集団的安全保障と集団的自衛権の復習
「集団的安全保障」は、侵略戦争を防ぐための、人類の知恵の結晶、歴史の集大成である。

一方で「集団的自衛権」は、似たものに見えるけど全然違う。ただの軍事ブロックの思想。石破が集団的自衛権を国連の思想のど真ん中にあるなどと喧伝しているが、まったくさにあらず。軍事ブロック対決時代の遺物そのものである。侵略戦争の防止に役立つ概念ではなく、日本の自衛隊を、米軍の手先として世界中で戦争をして歩く恥ずべき存在に替えてしまう謬論にごまかされてはいけない。

この関係を改めて整理するためにも、湾岸戦争、アフガニスタン戦争、イラク戦争の対比を明確にしておく必要がある。編集長によるブログが今この点を展開しているので、ぜひ読んでみてほしい。これらの一連の戦争は全部が米国による侵略ではないし、全部が集団的安全保障の発揮などでもない。それに決して玉虫色でもない。これらの戦争の性格は明確に認識しうるものだ。戦争だからといってすべて否定する観点からは見えてこないこれらの違いを見つめることは重要だと僕は思う。

カギとなるのは、国際連合の集団的安全保障の概念に合致しているのかどうかだ。

集団的安全保障の概念は単純。いずれかの国が他国を侵略したことが認定されたら、それ以外のすべての加盟国にその侵略国を包囲して攻撃する権限を認めることがあるということ。軍事ブロックの存在はここには予定されていない。というか、そういう軍事ブロックを許さないことを前提として集団的安全保障の概念は初めて成立する。このことは、少しでも思考実験してみれば明白だ。
こういう理想はそう簡単に実現しそうもないと思うかもしれない。だけれども、この概念は曲がりなりにも湾岸戦争で現実のものとなった。そしてこの概念以上に侵略戦争を抑止する機能を発揮した装置があったか? この概念を貶そうと思えば簡単だ。この概念の実効性を疑って見せるのも簡単。だけど、じゃあ聞かせてもらうけれども、どういう対案があるというのか。

だから僕は、集団的安全保障の概念を擁護し続けようと思っている。編集長のブログはこの点で強く同調できる。皆さんにもお勧めします。
シリアの事態・こういう見方もあるのか
リベラル21の坂井氏による記事「シリアへの介入は遅すぎたが、やるべきだ―大量虐殺と国土の破壊を続けるアサド政権」より

国際社会は、もっと早く、軍事介入を含め最大限に積極介入し、シリア軍による市民の虐殺に歯止めをかける努力をすべきだった。国連安保理が常任理事国の拒否権で動けないときにも、軍事力を含む人道的介入(オバマ大統領はこの言葉を避けているが)をしなければならないケースがあるはずだ。



国際社会に対して、現シリア政権の犯罪性をもっともっと明らかにし、シリアの政権を支援する少数派を徹底的に孤立させたいものだ。

そういう点から見ると、かもがわ書店編集長の松竹さんの以下の指摘は重要だ(「シリア軍事攻撃問題を考える視点 」より)。

 結局、政権による化学兵器の使用とか、国民に対する弾圧をやめさせるには、それを包囲する国民の団結をどうつくるのかということが大事だ。それをつくるのに、国際社会は何をすべきかということだ。

 実際に化学兵器により何が起こったのかという惨状がシリア国内にも国際社会にも明らかにされること。それが誰の手によるものであったのかが解明されること。それが政府の手によるものだということが明確になるのなら、国連の代表権を剥奪するとか、経済制裁を強化するとか、ひとつずつ段階を踏んでいくことが大事である。

 そうやって道理のあることを求めているのに、化学兵器に固執するようなことがあれば、政権にこのまま居座らせてはならないという国民の意思が強まってくる。シリアの反政府勢力の団結が強化される。時間がかかっても、政権の交代につながるこういうやり方が、痛みが少なく、確実なものだと考える。



今回の化学兵器使用の真相を徹底的に明らかにする必要がある。ともかくも、シリア現政権の非道を徹底的に明らかにすることが大切だ。結局シリアの国内の改革勢力が国内外の世論の支持を得て現政権を打ち倒すことが解決王道だ。軍事介入はあり得ないとは言えない。ただ、あくまでもシリア国内の改革勢力の事業を促進するものでありたい。この視点から、軍事介入論を論じたい。つい軍事介入原則論のみに依拠しがちであるが、シリアの問題の解決を無視してはいけないのだ。


プロフィール

わにぞう

  • Author:わにぞう
  • 理系研究者です
    自転車で遠くに行くのが好きです
    ↑は、日本最南端の碑

最近の記事

TBポリシー

このブログは、言及をした場合にトラックバックを送るという原則を堅持します。ただし、このブログに対する非言及トラックバックは許容します。理由はこちら

ブログ内検索

バナーエリア




「キャプテン」イガラシ全国大会版アニメ化を
応援しています
「キャプテン」近藤版も期待しています

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

月別アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。