わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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東田剛さんが切れつつあるのかな?(歓迎)
東田さんがそろそろ切れつつあるようですね。

6月19日のロンドン金融街「シティ」での講演を聞いてみました。

「ではいかにして、成長を図るのか。国を開くこと、日本の市場を、オープンにすることです。これは、政治家となって以来、私の中に流れる一貫した哲学でした。」

あら、これは奇遇ですな。安倍さんに流れる「一貫した哲学」は、菅さんと同じ「開国」ですか。
しかも、政治家となって以来!
つまり1993年以来ってことだから、この「一貫した哲学」って、まさにグローバリズムか。
うかつにも知りませんでした。

しかも菅さん同様、海外に向けて「日本は開かれてません」と言ってくれました(恥)。



で、美しい棚田を守りたいとかいう話は、どうなったんでしょう?

「TPPへの反対は、自民党を支持した皆さんにもありました。私は、全力で、説得しました。そのうえで、交渉参加に断を下しました。」

自民党を支持してTPPに反対した皆さん、安倍さんに全力で説得された覚えあります?
一任してくれって言われただけと違う?



安倍首相はロンドンでとんでもなく「強気」な発言をしているんですね。どうしようもない本音がボロボロ出てきています。この人物はその場その場で自分を飾り、相手に受ける発言をすることを何とも思っていない。しかも海外資本に日本の市場を売り払うことに何の抵抗もない。

「私はこれからの3年を、集中的な改革の期間と位置付け、持てる政治力を、投入します。」

嫌な予感が・・・。

「固い、岩盤のような日本の規制を、私自身をドリルの刃(やいば)として、突き破ろうと思っています。」



いうべき言葉が見つからない。

このメルマガを動画にしたものがニコ動に転がっている。面白いですね。


・・・僕も自分の持ち場で「キレよう」かと思う。自分のしたいことを存分することだ。したたかに、かつ本質的に今の時流に抗う力を蓄えてやろう。
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もし外国が攻めてきても抵抗しないのが左翼なのか?
平和勢力にもいろいろあるのだろうが、誤解が絶えないので言っておきたい。

平和勢力は軍事的な問題解決をどこまでも回避することを志向する。とはいえ、彼らのすべてが非武装無抵抗主義者なわけではない。無法な軍事侵攻に対しては、国民の生命と財産を守るために、存在する自衛隊を使って断固として抵抗することは、共産党の既定方針でもある。

急迫不正の主権侵害、大規模災害など、必要にせまられた場合には、存在している自衛隊を国民の安全のために活用する。国民の生活と生存、基本的人権、国の主権と独立など、憲法が立脚している原理を守るために、可能なあらゆる手段を用いることは、政治の当然の責務である。(「日本共産党第22回大会決議」, 2002年)


平和憲法を掲げるのだから、自衛隊の活用も否定しているはず、という誤った前提で平和勢力を攻撃する、ためにする批判がある。現代の平和主義勢力の多くは、決してそこまでお花畑な人々ではない。だが、このような攻撃はしばしば功を奏していることも事実だ。

国民の間の「常識」として、平和勢力や共産党と言えば即時自衛隊否定、廃止を主張している。という誤解は根強いと思うし、ここでかなり損をしていると思う。この点に関する慎重な姿勢は、きっちりと押し出しておいた方がいいと、常々思うのだが・・
東京都の共産党の得票数の推移
2007年以降の東京都と全国の比例代表選挙の得票数の推移をみる。

 年  選挙  東京都   全国
2007 参院選 554,601 4,407,932
2009 都議選 707,602
2009 総選挙 665,462 4,943,886
2010 参院選 497,151 3,563,557
2012 総選挙 484,365 3,689,159
2013 都議選 616,721

こうしてみると、昨日の分析(前回都議選からの後退)だけからは見えない都議選結果の意味合いが見えてくる。
共産党は2009年の総選挙から2010年の参院選にかけて大きく減らしたあと、2012年総選挙から今回の都議選にかけて、持ち直したことがわかる。こうしてみると、文脈が見えてくる。
前回の都議選は、反自民、民主党への政権交代という大きな流れの中での共産党への順風であった。その後の第3極ブームの捏造により、まずみんなの党に食われ、ついで維新に食われた。そして今回第3極への失望が広がる中で反自民票の一部が回帰した。だが、投票所に足を運ぶことをやめてしまった広大な層を残している。

東京都の得票と全国の得票にはよい相関が見いだされるので、次回の参院選に持ち越すなら、全国的に450万票ほどの得票が期待できることになる。全体として投票率が低いままだとすれば、前回の参院選と比較して、議席数としては必ずしも不利ではないだろうと思われる。

しかし、共産党の目標としている全国で650万票という得票は、この比例関係から見れば厳しい。東京都の得票をさらに20~30万票積み増すくらいの結果を残す必要がある。そのためには、選挙に行かなかった層に振り向かせるだけの踏み込みが必要だ。今回議席の上で倍増を果たしたことで、「共産党という手もある」ということに気づきかけている有権者もいることだろう。このチャンスを逃す手はない。「あれっ?」と思っている層に届く可能性を持った丁寧な訴えを期待したい。それには政策的にもあと数歩の踏込が必要だと考える。

ゆめゆめおおかたに支持されたと勘違いしてはいけない。単に今回の訴えのボリュームを上げたらいいと考えるなら失敗しかねない。
軍事戦略を語れる護憲派をもっとメジャーに
編集長の紹介したある街頭演説。

「9条を改正し自衛権を認めるなどというとんでもない人たちがいる」



こういう演説をする護憲派は多いだろう。だが、はっきり言わせてもらう。このような演説をして自己満足をしているようでは駄目だ。自衛隊の存在を前提に、それでも憲法を改悪させない立場に立っているより多くの仲間と何を成し遂げるのか。ここに目が向いていないようではお話にならない。

得票数が減っているということは、共産党をはじめ護憲政党の支持者の幅は従来の枠にとどまっていることを意味する。いまのべたようなことが憲法をめぐって予想される状況下で、国民多数を護憲派に惹きつけるためには、自衛権とか自衛隊をどう語っていくのかが、きっと決定的な要素になってくると思われる。



編集長の展望に全面的に賛成である。
東京都議選挙から参議院選挙へ
昨日投開票の東京都議選挙の結果は、民主への失望と、「第三極」ねつ造の試みの破たんを鮮明に示した共産党の議席の倍増に最も大きな特徴があると思う。この結果を僕は心から歓迎したい。東京都議会で大きな力を発揮してもらいたい。また、議席数の増加は「共産党と言う選択肢もあるのか」と気づかせる説得力を持つ。

しかし、共産党にとって手放しで喜んでいていい結果だとはまったく言えない。得票は以下の通りだ。







2009 2013
自民党1,458,1081,633,303
民主党2,298,494 690,622
公明党 743,427 639,160
共産党 707,602 616,721


共産党は票を減らしている。決して躍進と言っていい内容ではないのである。

※補足:20130625
ただし、前回都議選は2009年政権交代期の効用を反映している。その後の共産党の国政選挙での東京都の得票を加味して考えると、文脈は少し変わってくる。これらの国政選挙で共産党の得票は大きく低迷して40万票台に落ち込んでいた。今回久しぶりに60万票台を回復したことは文脈として落とすべきではない。


今回投票に行かなかった層がカギを握っている。彼らは自民党を強く支持することはできずにいる。だが代わりを託せる勢力がなかったのだ。民主には失望した。第三極の胡散臭さもわかる。だが、共産党はハナから選択肢に入っていない。この層こそがマジョリティーをなしている。今後アベノミクスが破たんを鮮明にしたとき、この層が共産党を視野に入れてくれるかどうか。日本の未来はここにかかっている。

共産党は決してこの層に食い込めていない。もしここに安住するならば、参議院選挙での650万票などという目標には決して届かないだろう。守りに入ったら間違いなく負ける。

朝日新聞の出口調査によれば、共産党は若年層に食い込めていない。旧来からの護憲の主張や反自民の姿勢に飽き足らない多くの若い世代に食い込むつもりがあるか。ここを問いたい。

ただ、無党派層からの票の集め方や、アベノミクスに批判的な層からの票の集め方は、現在の政治に対する批判の受け皿になることによって共産党は議席の倍増を果たしたということを示している。このことには自信を持っていい。だが、目標に対しては全然十分ではないことはどこから見ても明らかだ。

ところで、共産党以外の「護憲政党」の壊滅的結果は、「護憲派の共同」などと言う流れには現実的基盤がないことをも示している。九条の改定を本来的に必要とする勢力や、自衛隊の存在を前提にした勢力を含めた広大な戦線を構築するしかない。このこともより鮮明になった。この点でも、攻めの姿勢が問われることになるだろう。
「憲法九条の軍事戦略」販売再開(amazon)
実に久しぶりに編集長の「憲法九条の軍事戦略」の販売が再開されました。
まだ在庫切れと言う事態ですが、注文はできるようになりました。
どういう展開になるのかわかりませんが、売り上げランキングは上昇中です。
広原先生の新展開
リベラル21への投稿「交錯する護憲運動、護憲政党の選挙協力は1日にしてならず、護憲勢力は如何にして結集するか(その6)」の中で、広原先生の議論に新しい展開を見出すことができた。強く同意する。
憲法9条から、96条へと攻防の焦点が移るにつれ、市民の関心は9条にとどまらないより本質的なものへと移り変わりつつあるように思う。その点に対する関心の向き方がやはり鋭い。逆に、原理的な絶対平和主義の立場から提起される「9条の会」の訴えに対し、現状にそぐわない違和感を表明されている。

冒頭に挙げた「市民の会」のように、「今度の憲法改悪反対運動では、一般国民の発想を自分の問題意識にしない限り、法律家の「お説教」は、国民の心にひびかないでしょう。「憲法9条は人類の宝」というのは聞き飽きました。自分の言葉で9条がいかに正しいかを訴えない限り、国民は「中国があのように日本をなめる限り日本が国防軍で強く出るのもやむをえない」と考えることでしょう。憲法改悪に危機感をもっている人々に、ぜひ考えていただきたいことです」といった現実的な問題意識を無視することはできないし、諸政党に働きかけて「平和といのちを守る政党連合」(仮称)の結成を呼びかけた努力を否定することもできない。

 率直に云って、私は大江氏たちの安倍政権の改憲策動の阻止を呼びかけるアピールのなかで提案された3つの行動方針は、現在の危機的情勢に即していないのではないかと思う。<略>・・・といった“間延びした方針”はいつでも言えることであって、改憲の危機に直面している現段階では何の意味も持たないと思うからだ。



憲法9条の「絶対正義」の立場に立つ限り、そのほかの論点は不要である。現実に存在する懸念に譲歩することは不正義であり、考慮に値しない。だが、このような立場から運動を進めても広がることはないだろう。絶対正義の信念は桎梏に転化する。

護憲運動が激しく交錯するいま、新しく生れた96条の会も含めて護憲勢力の結集のあり方を次のブログで考えていきたい。



次の論考を心より期待する。
ただ、広原先生の論にも少し懸念がある。

参院選の前に全国集会を持つのならまだしも、参院選から4カ月も経ってから集まるというのでは、いったい何を交流し、何を討論するというのだろうか。改憲勢力が大勝した原因を話し合うのだろうか、護憲勢力が大敗した理由を語りあうのだろうか。こんな悠長な方針では、「ゆるぎない改憲反対の多数派」を形成するなど「夢のまた夢」というべきであろう。



やはり参議院選挙での「護憲派」の数の如何を過大に問題にしているように思えてならない。このような視点からは展望は小さなものになる。96条、あるいは憲法9条の弾力的な運用、自民党アナクロ憲法改悪案の全面批判など、9条擁護の政党の枠にもまったくとらわれない広い共同を構築することが求められている。

それにしても、9条の会は残念ながらどうもそのような方向性を持っていないようだ。広原先生が以下のように引用している9条の会の方針は、

「◎全国の「九条の会」は明文・解釈両面からの改憲攻撃について学習と話し合いをおこない、その成果をふまえ職場・地域の草の根から改憲反対の世論をつくり、安倍内閣や改憲勢力を包囲しましょう」、「◎「九条の会」の輪をもっともっと大きくし、ゆるぎない改憲反対の多数派を形成しましょう」、「◎ブロックごと、都道府県ごとの交流集会を開き、お互いの経験に学びあい励ましあいましょう。その成果をもって「全国交流・討論集会」(11月16日、於・東京)に参加しましょう」



率直に言ってがっかりさせられるものだ。9条だけを一致点に集まった非政治的な会の限界であろう。9条の自覚的な擁護と、きわめて柔軟な政治力を兼ね備えた政治勢力が、しっかりした体制を持って立ち現れる必要がある。そして、護憲政党かどうかなどという枠をぶち破って現実政治に影響力を持たなければならない。このような政治的にふるまうことのできる旗振り役が切実に必要だ。
未だにamazonで売り切れの続く「憲法九条の軍事戦略」
編集長の「憲法九条の軍事戦略」がいまだにamazonで売り切れ。5月下旬は過ぎたので、週明けにはさすがに出てくることと思われる。
さて、新しい書評があった。ほぼ同意。その中で、この点にも今後踏み込んでほしいと思うところが指摘されていたので引用しておく。

しかし、疑問も残る。<略>(3)現在の自衛隊の戦力を総合的にどう評価しているのか。予算・人員・装備の量と質、組織の内容からみて、評者は日本の戦力は単独でも十分世界に通用する水準に到達していると見ているのだが。


この点での現在の日本の「軍事力」評価は重要だと思う。より軍事に精通した専門家に登場願う必要があるのかもしれないと思う。これまで護憲派は軍事力評価を避けてきた。ここに踏み込む論者が続くことを願っている。


プロフィール

わにぞう

  • Author:わにぞう
  • 理系研究者です
    自転車で遠くに行くのが好きです
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