わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
08 | 2011/09 | 10
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月のしずく
「黄泉がえり」は僕の好きな映画の一つだ。監督の塩田明彦は「どこまでもゆこう」以来のファンだ。彼にはまたいい映画を作ってほしいと思う。
この映画で特にすごかったのは柴崎コウだ。彼女が演じる歌手のライブが重要な舞台になっているのだが、このライブにはそれだけで十分な説得力があったのだ。劇中劇や劇中のコンサートなどというものが現実のそれに匹敵する力を持ちうるということは、やはりものすごいことだと思うのである。柴崎コウはだからとにかく凄い人である。
結局どこがすごいかというと彼女のその媚びをまったく感じない強い瞳なのかなぁ。
今日の「songs」で柴崎コウを久しぶりに見たので。
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いくつかの立場表明
国際情勢が悪化する中、日本の漂流は止まらない。対米従属は日本の自由を奪い、米国の危機の日本への転嫁を構造化している。日本は対米従属を今こそ清算しなければ、より深刻な危機にあえぐことになるだろう。
対米従属の深刻さはいたるところに表れている。普天間の基地ひとつ撤去できないがちがちの「同盟」依存。米国企業の要求に唯々諾々と従った新自由主義の経済体制への固執。これだけの原発事故を経験し、電力も足りていることが明らかになってさえ、米国からの核燃料購入をやめることができない支配層。日本の政策は日本人の利益を基準には行われていないのだ。これが民族の独立の喪失というものだ。自民党も民主党も、その大部分には全く期待できない。
対米従属の清算がカギだ。米軍基地の撤去への流れを作ること、新自由主義経済への決別。この流れを実践して成功を勝ち取ってきたのが南米諸国だ。この方向性へ有効な流れを広げるしかないだろう。

深刻な核脅迫の下で米国からの独立を勝ち取ってきた南米諸国に学ぶべきだと思う。中国の格が怖くて核兵器にすがろうとするような立場で本当に主権が守れるだろうか。つまるところ周辺諸国との間で高い覇権を握らなければ日本は生き残れないという認識が背景にある。だが、この認識は、国際社会で主権を尊重されうるのはごく一握りの国だけだという前提の上に立っている。「リアリズム」の立場だ。
だが、本当にそういう国しか生き残れない世界なのだろうか? 米国の下での南米の苦難や闘争、ソ連へのアフガニスタンの抵抗、米国イスラエル同盟に対抗するパレスチナの戦い、米国をはねのけきるまで戦ったベトナムの闘争。これらはすべて小国の無意味な行動なのか? 核兵器を使わせまいとする。あるいは小国もその権利を主張できるようにする。こういう国際社会の努力を励ましていきたい。リアリズムだけでは国際社会の現実は決して把握できない(つまりじつはこれはリアルではない)。と僕は思う。こういう立場をはっきりとらせてもらう。
それに、核兵器を持てばそれで安心なのか? 核大国が非保有国に核兵器を使うという敷居と、核大国が核大国に対して核兵器を使うという敷居とどちらが高いのか。この点でも僕は後者の敷居のほうが明らかに高い、とは思えない。こういう計量はかなり難しいものだし、核保有論者が断定するほどには明確な計量が可能なものだとは思えないがどうだろう。核兵器を持たないからこそ核保有国に対する政治的優位性を発揮しうる可能性はある。こういう立場をはっきりとらせてもらう。
だから、リアリズムの立場や、核武装でしか日本の未来は守れないという立場を自覚的にとる論者の存在は否定しない。場合によっては共同歩調も取るかもしれない。だが、同様に不確実な僕の立場を取るものの存在を認めることのできない論者は批判する。

これらの問題には自明な結論はない。結論を得るまで待っているべきだと思うかもしれない。だがおそらく結論は待っていても決して得られない。それが得られるときは歴史が終わるときだろう。むしろ歴史を変えることでその結論を書きかえてきたのが人間社会なのだろう。
光星学院その後
光星学院野球部員の飲酒喫煙等が発覚して学校と高野連の処分を受け、ネット空間で行き過ぎたかたちでたたかれた事件があり、一定の決着を見た。全体として極端な厳罰主義にも流れず、また一部世論のバランスを欠いた論調からも距離を置いた、適切な対応を対外的には行ったと思う。
これで、問題となった生徒に対する適切な指導を行いうる可能性が確保された。そのあたりが実際に学校や部活の中でどうなっているかは我々は知りようもないし、知る必要もない。
バランスを欠いた世論は準優勝無効だとか準優勝旗返還だとか退学だとか騒ぎ立て、個人のプライベートにも土足で踏み込んた。これらは総じてばかげていてきわめて無責任なものなので、今回たたかれた生徒たちも何らこれを真に受ける必要はない。先生の指導にしっかり耳を傾けてください。
21世紀臨調と「せんたく」・野田首相
地方分権、生活者視点、政治改革といいつつ、同質な二大政党制という財界にとってより都合の良い政治のしくみづくりを目指して暗躍をしてきた21世紀臨調。結局のところ日本を背負う大企業の発展がすべてのカギを握ると考える、松下政経塾と前原のメンタリティーだ。
この21世紀臨調が持ち上げる「せんたく(日本の選択と洗濯をかけている、いかにも松下政経塾的なだじゃれ)」の民主党側共同代表が野田氏だった。21世紀臨調は日本「改革」のヘゲモニーを握りつづけている。
さも意外そうに、民主党の政策が自民党と変わらなくなってきたと報道するマスコミだが、そういう2大政党制を作ろうという21世紀臨調ほどマスコミ人を深く巻き込んでいる組織も少ない。彼らは財界にとって都合の良い同質な二大政党制が本気でいいものだと思っているのだろう。なんだかリベラルだし。冷静に議論しているみたいだしアメリカみたいだし。民主政治みたいだし。
マスコミの本心は、「民主も自民に似て保守になった」といううれしそうな論説に隠されている。「保守になった」? 自民党に似てきたということを意味するだけだ。「保守」の定義を真面目に考えてみたことがないんだろう。21世紀臨調は保守なんかではない。


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わにぞう

  • Author:わにぞう
  • 理系研究者です
    自転車で遠くに行くのが好きです
    ↑は、日本最南端の碑

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