わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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派遣切りの主犯は経団連ではない。政治家だ
派遣労働者の首切りがとどまるところを知らない進み方をしている。マスコミは経団連の御手洗会長を槍玉に挙げてこと足れりとしているようだが、これは本質を見失った議論だ。財部氏のコラム「派遣義理批判をあえて批判する」は、このことをずばりと指摘している。

 問題の本質は派遣切りをしている企業の体質ではなく、法制度にある。たしかに契約期間満了前に職場を追われる派遣労働者にしてみれば、理不尽きわまる差別行為となるが、現状の法制度のもとでは、違法ではない。一方、企業にしてみれば、あくまでも法律が定めるルールのなかでの判断だと言わざるを得ないだろう。

 情緒的な企業批判をしている暇があるなら、メディアは労働法制の見直し機運を高めるとともに、寒空に放り出されようとしている人々への経済的支援を政府に突きつけていくべきだ。



財部氏は、首を切られる張本人が企業を恨むこと自身を揶揄しているわけではない。問題は、一定の法制度の下での競争化にある企業は、いかに非情に映ろうとも、法制度の範囲内における(範囲で無い場合はこの限りではないが。この面で財部氏は少し甘いような気もするけれど)解雇は必要とならざるを得ないという点にある。解雇を非難するのならば、それを可能にしてきた制度の問題と、その制度を維持してきた政治のありようをこそ批判すべきだ。主犯は経団連ではない。無策であった政治家なのである。そのかぎりで、財部氏の視点は必要である。マスコミにはその点の思慮が無いという面には大いに同意できる。
だが財部氏は、国際競争下での生き残りに結局のところ至上の価値を置いている。労働法制の見直しを一方で主張しているものの、「海外に逃げるぞ」と多国籍企業が脅しをかければ、容易に労働者の権利など見捨てる立場に立つのであろう。これでは人間が生きている国土の運営をしていく立場としては心もとない。
企業活動を適切な規制の下に置き、適正な競争ができる環境を整えていくことにこそ、日本を運営する政治家の本来なすべき仕事があるだろう。財部氏はこの立場から経済を論じることができる人では残念ながらないようである。
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