わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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WTO決裂に対する大新聞の反応
大新聞の反応の代表格を一部引用しておく。備忘のため。

WTO決裂―合意へ、出直しを急げ(朝日新聞・社説)より

最近は資源ナショナリズムが台頭し、食糧高騰から食糧輸出を規制する不穏な動きも相次いでいる。合意への期待がしぼみ、各国が自国本位の貿易政策へ走ることを恐れる。

「ラウンド」は第2次世界大戦の反省から始まった。戦前は米欧列強が、国益をむき出しに関税を引き上げてブロック経済化を進めた。そこで多くの国を集めて交渉し、関税などの貿易障壁を減らすことにした。貿易を拡大し相互依存を高めて成長を加速すれば、平和を保ちやすいと考えたからだ。過去4回の主要ラウンドは、自由貿易を進めるのに大いに役立った。
今回のラウンドは、米国が同時多発テロに襲われた01年に始まった。テロの温床となる貧困をなくし、貧しい国々にもグローバル化の恩恵が及ぶよう、新たな貿易ルールづくりをめざしてきた。決裂状態が長引けば、途上国が先進国向け輸出や途上国間貿易を増やす機会を逸してしまう。

人口減少時代を迎え、内需の大きな伸びが期待できない日本も、失ったものは大きい。米欧や途上国が工業製品の関税を一段と下げれば、輸出を増やす機会がもっと広がったはずだ。
一方、決裂に胸をなで下ろしている日本の農業関係者は少なくないだろう。日本は関税率778%のコメをはじめ、100%超の高関税農産物125品目について、関税の大幅引き下げが求められていたからだ。
しかしいまこそ、ラウンド再開に備え農業改革に取り組むべき時だ。世界的な食糧高騰で内外価格差が縮小している。農業が脱皮して国際競争力をもつには、またとない好機なのだ。


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千葉沖漁船沈没事件の真相
この原因に、潜水艦との衝突説が出ている。

事故原因としては、これまで複数方向から波がぶつかってできる「三角波」という高波によって船体が傾いた可能性が指摘されていた。しかし、当時の現場海域はうねりが二?四メートル、波高二メートルで、理事所は漁船が転覆するほどの高波ではなかったとみている。

 関係者によると、救助された乗組員は理事所の調査に「右舷船底近くの側面に強い衝撃を感じた」と証言。海に投げ出された乗組員らは油まみれで救助されていることから、船底の燃料タンクが何らかの原因で損傷、大量の燃料油が海面に流出したとみられる。

 証言などで、寿和丸は衝撃を受けて右舷側に大きく沈み込むように傾いた後、わずか十?十五分で沈没したことが分かっており、船底に穴が開いて船内に海水が入った可能性が高いという。


海上自衛隊は否定している。
WTO交渉決裂をめぐって
何はさておき画期的な大事件です。アメリカの都合だけで世の中は動かないということを、アジアの新興大国インド・中国のパワーの台頭と対照的に示した象徴的事件だと思います。日本政府はアメリカ中心の世界秩序に屈服し、自国の利益を守る意思もなく、WTO妥結前提の立場から交渉に飲み込まれて敗北しました。対照的にインド・中国が自国の利益を主張してアメリカの世界秩序に叛旗を翻したことが許せないらしく、非難をしているようです。マスコミもWTO体制に無批判。どちらかというと、WTOの枠組みが絶対でないことが信じられない様子であり、何を言うべきかもよくわかっていないというところでしょう。「茫然自失」という印象です。
国家は国際社会の「主権者」であり、国民の利益を代表して言うべきことを言うことが大切です。特に食料の安定的確保は、たとえば日本企業の国際競争への生き残りよりも、よっぽど大切だと僕は思います。しかし、WTOの枠組みはそもそも農産物を市場原理にゆだね、食料に関する各国の主権を制限することを至上の要求として進められてきたものです。この枠組みの上からどのように交渉の妙味を尽くしたところで、限界があるのは明らかです。枠組みそのものが問い直されたという意味で、本当に画期的な出来事だと思われます。これを追い風として、食料の確保を国政の基本問題に押し上げたいところです。

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なんだ。民主もおんなじか
二つ前のエントリーで自民の移民1000万人受け入れ計画についてたまげた話をした。またたまげてしまった。民主の若手議員は2003年にまったく同じ「1000万人移民受け入れ構想」を発表していた。
「国際化」とかいう良さげなフレーズによってしまう風潮には、考えてみれば民主のほうがよっぽど無批判に乗っかりそうなものであって、まぁそのとおりだったということだ。笑うしかない。
あまり猶予はないのかもしれない
自衛隊は米軍との統合を急いでフラット化に腐心している。
自民党は自国の若者を見限って海外からの移民を受け入れてこと足れりとしている。
漁民は燃料高にあえぎ、農村も疲弊しきっていることはだれの目にも明らかだ。
国際的には食料を含めて自国のセキュリティーを優先する流れが当然ながら優勢となりつつある。
日本には食料を確保する発想も気概もない。
アメリカ流の大規模農法を礼賛するだけで、農村の疲弊を深めるばっかりだ。

あまり猶予はないのかもしれない。だからと言って悲嘆に暮れ、希望を失い、あるいは展望のない破壊主義に陥ってはいけない。でも、やはり歴史を前に進める気持ちを奮い起こして進んでいかないといけないのかもしれない。僕の世代は歴史が思いと重なずに巨大な慣性を持って流れていくことを当然のことと感じてきた世代だけれど、そろそろ歴史を動かす実感を取り戻す時なのかもしれないと思う。
移民にやさしい自民党
西尾幹二氏のコラムを通して知ったのだが、「自民党国家戦略本部の『日本型移民国家への道プロジェクトチーム』」というものが、1000万人の移民受け入れを目指す政策提言を首相に提出したという(産経ニュース参照)。クライン孝子氏の記事によれば、

外国人の定住推進策として「移民基本法」を立案し、「移民庁」を設置する。その上で、不当な低賃金労働にメスをいれるなど外国人の受け入れ態勢を整備し、外国人研修・技能実習制度の抜本的な見直しを図るという。さらに一歩踏み込んで、地方自治体における外国人住民基本台帳制度の導入や在日外国人に対する行政サービスの充実、外国人の法的地位の安定を図る大幅な永住許可要件の緩和を図るなど、今後50年間で日本の総人口の10%(約1000万人)の移民を誘致する数値目標を掲げ、「多民族共生国家」への道筋をつけるという。


日本の未来を担う大切な若者たちが派遣労働や名ばかり管理職といったあこぎな企業戦略に翻弄されているのを見て見ぬふりをし、いや、そういう企業戦略を奨励すらしてきた政権党の連中が、こともあろうに海外からの移民については至れり尽くせり税金を使って支援しようという。
なんでもありの低賃金労働にあえぐ若者たちは、税金で援助されて流入してきた海外からの安い労働力とよりシビアな条件で雇用を争うのだ。

これは亡国の政治である。
本当はこの言葉でも足りないくらいに衝撃を受けている。

経団連の奥田らがこの政策を切望してきたというが、自民党内の主流派は対米追随と多国籍企業奉仕ををつづけてきた揚句にとうとう自国民を見失ったとしか言いようがない。
治安の問題もあるかもしれない。だが、それ以上に、日本の若者たちの将来への希望を育てることをハナから放棄し、海外からの移民を受け入れれば事足れりと言う発想は異様だ。こういう政権には何も期待できない。
自衛隊の「合理化」の論理とRMA
昼休みに食堂でよんだのだが、読売新聞によれば、陸上自衛隊の「方面総監部」の廃止が検討されているらしい。上にリンクしたネット上の抜粋記事を読む限りは、「冷戦時代の組織体制をいまだに維持している頭の固い自衛隊が、ようやく組織の合理化に乗り出した。これはテロ時代に備えるためだ。」という理解になるところだ。突っ込みどころは、「まったくなんてお役所的なところだ? 早いとこ新時代に備えろこの税金泥棒!」 となるか、あるいは「ようやく北朝鮮や中国からの侵攻に備える体制が整ったか。やれやれ」となるか、といったところだが、僕が新聞記事を読んだときと印象がずいぶん違うので気になった。実は、新聞記事の中には、以下のような記述(とあるホームページからの抜粋で示す)がある。

冷戦後、日本の安全保障環境は大きく変わった。テロやゲリラなどの対応や、国際協力任務にも迅速に対応する必要がある。そのため06年から陸海空の統合運用が始まった。政府の防衛省改革会議が15日に提出した報告書も、「現場部隊と中央組織との間にある多くの中間司令部を見直し、組織のフラット化(平板化)を図るべきだ」と求めている。今後は均衡重視の陸自の部隊配備を見直すことも必要になる。



この「フラット化」というキーワードは実は米軍の「情報化時代」に備えた組織体制の変革の重要な部分である。自衛隊と米軍との一体化の重要な一環だと捉える必要があるだろう。

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バスジャックで例によって対策が叫ばれる
バスジャックがばかげていることは当然の前提として。

NHKの9時のニュース。バスジャックが発生するなどした場合に、バスの外に「緊急事態」を知らせる表示がされ、会社にも連絡がいくシステムがあることが紹介された。そこまではよい。だが、その後の展開がこれまたばかげていた。
「しかしこの対策は、事件が起きた後の対策に過ぎません」
は? どういうこと? で、
「あらかじめ危険な人が乗っていることを探知するシステムはありませんねぇ」
という警察(?)関係者の発言を紹介。エスパーでも養成したらいいのではないですかね。そして金属探知機を使ったセキュリティーシステムのイメージが映し出された。バスジャックの危険を未然に防ぐために、すべてのバスに金属探知機を使ったセキュリティーシステムが導入された安全な社会! そんな社会に住んでみたいよほんとに。

安全のためにはどうしてここまでバランスを欠いた議論が生まれるのやら。
竹島について
竹島については本来日本の固有の領土だという主張に、説得力があると感じている。古来日本の実効支配があったことや、併合自体は武力によるものでもなく、双方の間に係争があったわけでもないこと。韓国側の主張に納得しがたい点があることなどが根拠である。しかし、戦中の植民地支配と一体のものとして韓国の国内では為政者から喧伝されたこと。それが説明を要しないほど自然な説明のように見えることなどにより、韓国の人々は本心から怒りを持つという構図となっている。
大切なことは、問答無用で日本の領土だと開き直るのではなく、日本の主張は何か。韓国との間の係争点はどこか。何を以って日本の領土であると判断をしているのか。これを詳しく明らかにして結論を堂々と主張することである。その際に、朝鮮併合をも含めて合理化する文脈の中で竹島の領有を主張するのが一番まずい。朝鮮併合の本質は日本の自分勝手な要求から発した行動だと僕は思うが、やむにやまれぬ行動だったという判断をするものがいるとすれば、それはそれとして尊重してあげてもよいかもしれない。しかし、竹島の領有をその文脈から正当化するというのは最悪の方法である。竹島の領有と朝鮮併合とは関係のないことなのだから。



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  • 理系研究者です
    自転車で遠くに行くのが好きです
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