わにぞう日記
日常のなかでいろいろと見たり考えたりします。でも、多くは忘却してしまいます。何かの時に思い出せるように。交流の中で意見が深められたり変わったりするのもおもしろいですね。
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「ゴー宣・暫」 小林よしのり (SAPIO 2/14号)
小林よしのりがいよいよ今日における改憲問題をめぐる本質に切り込んだ。現段階における改憲問題をめぐる本質はどこにあるか、僕の思うところを端的にいうと、アメリカが自衛隊を米軍に接収して世界中の侵略戦争に連れ歩こうとしているのを許すのかどうか、というところにある。小林氏はこのような憲法改正に、正面から疑義を唱え始めている。
従来からの護憲派に、こういった日本の属国化を懸念する広範な保守層の動きが加わる形で、今後の改憲問題は動いていくことになるだろう。小林氏の論は一右翼の変わった護憲論などではない。今日の情勢下、ど真ん中ストレートの反改憲論である。
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いつまでイラクの米軍にぐずぐずくっついていくわけ?
今でも航空自衛隊は米軍主導のイラク戦争にぐずぐずと付き従って、物資の輸送業務を漫然と続けている。防衛庁は防衛省になって、防衛庁長官は防衛大臣になった。その久間初代防衛大臣は昨年12月7日の国会答弁で、

「日本は政府として支持すると公式に言ったわけではない。(小泉前)首相がマスコミに言ったということは聞いている」と述べ(asahi.com, 2006年12月7日付)


ている。こういう認識で、米国の意向に従って自衛隊を戦地に送り込むとはどういうことなのか。米国の戦争が正しかったという信念があるわけでもない。かといって泥沼化した責任を質すこともしない。そこには何の主体性もない。
イラク情勢の泥沼化とも、自国の安全保障とも、自らの政治的感性とも、自衛官の生命とも、ぜんぜん正面から向き合おうとせず、漫然と自衛隊派遣を続け、米国によるイラク侵略の片棒を担ぐ。少なくとも責任ある主権国家のすることではない。
航空自衛隊のイラク戦争荷担をできるだけ早く終わらせるように、働きかけていく必要を強く感じている。
パフォーマンス型政治と小泉劇場
中川秀直自民党幹事長のページに面白いことが書いてある。小泉前首相の政治は「劇場型政治」だと言われるが、

古来、演劇の本質はタブーへの挑戦であり、予定調和ではない。そして、05年郵政解散は「死中に活を求める筋書きのないドラマ」だったからこそ、演劇以上に劇的だったのである。


この分析は正鵠を射ていると思う。僕自身郵政民営化には強く反対だったけれど、選挙結果にも満足していないけれど、派手な手法であったとはいえ小泉前首相は現実のリスクを引き受けながら選挙を戦ったのは事実である。
中川氏の論旨は、それに引きかえ民主党は、ということにつながっていく。

民主党は、小泉総理の郵政民営化のときは「郵政民営化よりも年金だ」といって自滅し、そして、今年もまた安倍総理の憲法改正に対して「憲法より年金だ」といっている。終戦直後の食糧難の時代のデモの「憲法よりメシだ」というプラカードを思い出すが、今日では共産党ですら今年の参院選で憲法問題を争点にするといっている。共産党も、憲法問題は信念の決戦と受け止めているのだろう。自共は信念対信念の一大論戦を展開することになるだろう。しかし、民主党だけ憲法問題から逃げている。「逃げ」の姿勢に劇場的感動があるか。「逃げ」の姿勢は失笑しか生まないだろう。民主党は憲法に信念はないのか。


これまたまったくその通りである。民主党は体質的に、「いま何が大切か」から出発するのではなく、「いま何を言っておくとかっこよい印象を受けるか」という見栄えから出発する傾向があるように思う。結局自民党と大差のない政策を、「もう少しあか抜けた方法でできるんじゃないか?」というのが要するに民主党の結党の精神だからである。
どういう「対決の構図」を「国民に対して観ていただけば」民主党がのびるか。を考える。舞台裏と舞台が分離して、現実の中で本当のリスクを負おうとしない。これこそ本当の「劇場型政治」である。
一方共産党はその点嘘がないから良い、という。これは中川氏の「余裕」を示した文章とも読めるけれど、内容としても賛成できる。共産党には旧来型の狭い空想的平和擁護論に没入することなく、現実を踏まえた(憲法9条を変えると言うことの現実的意味(=自衛隊の米軍侵略戦争補完部隊化)を踏まえた)、また、新しい多様な論点を丁寧にすくい取った論争を展開して頂きたい。例えば内田樹氏などは、戦後体制を一種の「精神疾患」として分析してみせながら、9条擁護を主張しているが、こういった論点にも噛み合った対応をしてほしい。機械的に反発するだけではどうしようもない。社民党と違って共産党にはその能力があると、僕は期待している。
「教育再生」会議・出席停止をめぐって
ヤンキー先生が特に最初にこだわった論点は、悪質な場合にいじめる側の生徒の出席停止制度を活用するということ。この発想の背景には、一連のいじめ騒動における「識者」らの反応に対する怒りがある。中央公論一月号の座談会「いじめには出校停止処分を」で義家氏は言う。

いじめられた人間は、いじめた人間を教育しないと救済されないんです。その前提を飛ばして、今回メディアで発信された多くのメッセージのように、いじめられた人間に対して「もう頑張らなくていいよ」「もう学校に行かなくていいよ」と言うのはおかしいと思いますね。


いじめられる生徒が学校に行けなくなり、いじめる側の生徒がのさばるという現実。ヤンキー先生はそうやってはじき飛ばされてきた生徒たちも多く通う北星学園余市高校で学び、教えたのである。なぜ「識者」は、いじめられる生徒に学校からはじき飛ばされることを勧める気になれるのか。本来学校からはじき飛ばされるべきはいじめた側ではないのか。怒りを持つのは当然だろう。
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NHK受信料義務化
NHK受信料義務化検討のニュースに際して。
NHK受信料2割下げ要請、08年度に支払い義務化へ(NIKKEI NET 2007/01/11)

インドネシアを訪問中の菅義偉総務相は10日、NHK受信料の支払いを利用者に義務づける放送法改正案を今月下旬に召集の通常国会に提出して、2008年度から義務化する方針を明らかにした。同時に受信料を2割前後下げるようNHKに要請する考えも示した。


ということだそうだ。僕は、数々の素晴らしい番組の恩恵に浴していることを実感しているから、受信料を支払ってきた。でもこれからは、別に受信料を支払っても、NHKの仕事に対して何ら感謝の意を表すことにはならなくなるらしい。NHKの報道姿勢に対する監視の意味も失われる。なんだか払いたくなくなってしまった。
NHK受信料 支払い“義務化”法案提出へ(日テレNEWS24 2007/01/11)

菅総務相はNHKの受信料について「支払うべき人が4560万人いるのに、3500万人しか払っていない。不公平な状況は是正すべきだ」と、受信料支払いを義務づける放送法の改正案を次期通常国会に提出することを明らかにした。


4分の3は払っているんじゃないですか。これ自体は相当な割合だと思うよ。NHKはやはりそれなりに努力していると僕は思うし、視聴者も結構それにこたえているのが現状。菅総務相はいったいその何が不満なのだろうか。さまざまな不祥事や安倍氏や中川氏などによる番組介入問題などで納入率が低下しているというけれど、それはやはりどの会社も、どの組織も避けることのできない顧客との間の適切な緊張関係の表れというものだろう。
受信料納入率の上下をバロメーターとして、NHKの番組がどの程度視聴者の期待に応えているのかが測れる。それが不当なまでに低い評価だとNHKが思うのなら、きっちりそれを説明する努力をすればよい。納入義務化は納入率を介したこの回路を断ち、国民は等しくその放送内容の如何を問わずこの国営放送を支えるべきだということか。義務化されたら僕は本当に払いたくなくなってしまうなぁ。
教育基本法改定後のたたかいかた
今回の教育基本法改定の本質は、政府と国会による教育内容への指図に対する歯止めを取り払ったという点にある。また、様々な徳目に対する積極的な「態度」を子ども(と国民)に強制するグロテスクな仕組みを整えたという点にある。
今回の改定に対して様々な反応が伝えられたが、以下に引用する東京大学の苅谷剛彦氏の反応に僕の立場はほぼ重なっている(ここまで重なるのはかなり珍しいくらい意見が一致している)。要するにこれから国民は教育の場への政府・国会による施策に対するこれまで以上の注意深い監視が必要になっている。これは僕らに課せられた責務である。そしてそこから再び僕らは学び直し、新たな教育基本法を手にしよう。その日までガンバって持ちこたえよう。
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あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。教育基本法は変わってしまいましたけれども、子どもに対する大人の姿勢がぶれなければ大丈夫です。教育政策が子どものためにならないと思ったら、僕もここを使ってそう主張し続けます。
最近「このままでは日本はやばい。なんとかしなければ」というスタンスからのお話が多いです。今年の終わり頃には、「こういう風にしていったら日本も世界もとても明るいね」という話が増えていればいいなぁ。公私とも、好きなことを思いっきりやっていく一年にしたいと思います。
このページは引きつづき僕の社会的関心にしぼって、忘れたくないなぁ、と思うことを書き残していく場として使わせていただきます。これまで忙しくて他のページとつながるところまで心が回らなかったけれど、今年はもう少しその面もがんばってみたいと思います。人々がつながることが、明るい未来を見いだす鍵になる、そんな時代になっているようですから。


プロフィール

わにぞう

  • Author:わにぞう
  • 理系研究者です
    自転車で遠くに行くのが好きです
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